「ひとり旅」をしたい時。それは人生の節目であったり、何か考え事をしたり、気持ちを切り替えたかったり、人とは触れ合いたくなかったり、理由は様々だと思います。
ただ旅に出たとしてもどこに行けばいいのかわからなかったり、行った場所が有名な観光スポットで人が多かったりすると、せっかくの「ひとり旅」を楽しめないのではないかと思います。
そこで、この記事では「ひとり旅」で行ってほしい佐賀県の観光スポットを紹介します。
私が考える「ひとり旅」で行ってほしい観光スポットの条件はこちら。
この条件を満たし実際に行ってきた場所をここでは紹介していこうと思います。
「ひとり旅」で行ってほしい佐賀県の観光スポット
1.立岩展望台〔嬉野市〕
「立岩展望台」は、嬉野市の嬉野温泉街を一望できる展望台です。展望台からは「嬉野茶」の茶畑や、2022年9月23日開業の「西九州新幹線」と「嬉野温泉駅」など嬉野温泉街を一望することができます。展望台までの道中は、少し狭い場所もありますが「嬉野温泉街」から車で15分ほどで行くことができます。
嬉野温泉に行くときにはぜひ行ってほしい場所です。自然に囲まれた嬉野茶の茶畑や嬉野温泉の街並みがとても美しいです。これから泊まる、もしくは泊まったホテルを探して「あ、あれが泊まったホテルだ！」とか「あ、あれが泊まるホテルだ！」とか、自分の行った場所やこれから行く場所を探してみるのも楽しいです。ひとりでゆっくり日帰り温泉に浸かるという楽しさもあります。
2.北山キャンプ場〔佐賀市〕
「北山キャンプ場」は、佐賀市富士町に2023年10月にリニューアルオープンしたキャンプ場です。5つあるエリアはそれぞれ特徴があり、初心者から玄人キャンパーまで楽しめる様に工夫されています。
キャンプ道具のレンタルや直火が可能なエリアもあるので「まだ道具を揃えられていない…」という初心者の方も、直火を楽しみたいという玄人キャンパーの方もどちらも楽しめるキャンプ場です。せっかく「ひとり旅」をするのであれば「ソロキャンプ」にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
3.井田山展望台〔佐賀市〕
「井田山展望台」は、レイクサイド北山の駐車場から登って行ける展望台です。入口が分かりづらく、登る時には本当に展望台があるのか不安になりますが、展望台からの景色がその不安を無かったことにしてくれます。
正直、登っていると「本当に展望台があるのか？」と何度も心が折れそうになりました。坂道もかなりきつく、普段運動不足のデスクワーカーには厳しい道のりでした。ただ展望台の看板を見つけた時には希望の光が、展望台が見えた時にはその不安は無くなり、疲れも吹き飛びました。
4.見帰りの滝〔唐津市〕
「見帰りの滝」は、唐津市相知町にある滝の観光スポットです。2段になっている落差のある大きな滝を正面に橋の上から、目の前の滝つぼから眺めることができます。6月には「あじさい祭り」も開催され「あじさい」と「滝」の共演が魅力的です。
駐車場から滝まで続く遊歩道は自然に囲まれていて、ただ歩くだけでも心が癒されていきます。6月には「あじさい祭り」が開催されるので多くの人が訪れます。多くの人が苦手だな、という方は6月を避けて行くと良いと思います。
「あじさい」が無くても「見帰りの滝」はとても魅力的です。個人的には橋の上から見える木々の間を大きな滝が落ちていく様子がお気に入りです。
5.観音の滝〔唐津市〕
「観音の滝」は、唐津市にある”日本の滝100選”にも選ばれている滝です。上の写真を見ると秘境の様な場所に見えるかもしれませんが駐車場から10分でこの景色です。有難いことに展望所も遊歩道も駐車場も綺麗に整備されているので気軽に自然を堪能できます。
展望所から見ると少し滝が遠いのですが、目の前に迫ってくる川の迫力を楽しめます。しかもこの展望所の目の前でもう1段滝が落ちているのです。そして遠くに見える滝にも近づくことができ迫力のある滝を楽しめるのが魅力です。個人的には滝壺から流れる川がとても好きで、透き通る程に綺麗な水が不思議な形をした岩石の上を流れていくのです。とても綺麗なので、ぜひ近くで見てほしいです。
6.大浦の棚田〔唐津市〕
「大浦の棚田」は、唐津市肥前町にある棚田スポットです。佐賀の棚田と言うと「浜野浦の棚田」が有名なのですが、ここの棚田も魅力的です。棚田には展望台があり、そこからは海へと続く棚田を一望できます。
山から海へと続く棚田を眺めているとその歴史を感じずにはいられません。どのようにこの棚田を作ったのか、どのように維持してきたのか。感情を動かすものがあります。残念ながらまだ行ったことは無いのですが、田植えの時期には水の張られた田んぼが綺麗な反射を創り出すそうです。
7.名護屋城跡〔唐津市〕
「名護屋城跡」は、唐津市鎮西町に史跡です。歴史好きにはぜひ訪れてほしい場所です。愛知県にある「名古屋城」と名前は似ていますが、こちらは「名護屋城」です。「護の字が違います。この「名護屋城」、あまり知られていないのですが、あの「豊臣秀吉」が朝鮮出兵の為に築城したお城なのです。
「名護屋城」の歴史を知りたい場合は、隣の「名護屋城博物館」に先に行くと良いと思います。当時の歴史や船の模型など十分に楽しめます。さらに行ってほしいのが名護屋城周辺の陣跡。ここには多くの武将が集まり陣を張った跡があるのです。その中には「徳川家康」や「伊達政宗」、「真田昌幸（真田幸村の父）」など名だたる武将の陣もあります。私の様な歴史好きには堪らない場所です。
まとめ
「ひとり旅」で行ってほしい佐賀県の観光スポットを紹介しました。
「ひとり旅」に出たい時というのは誰しも訪れると思います。理由は様々、仕事・勉強・人間関係などなど。そんな時は、人が少なく自然の多い場所に「ひとり旅」に出てみてはいかがでしょう？