この記事では、佐賀県佐賀市富士町のレイクサイド北山にある「井田山展望台」を紹介します。
レイクサイド北山は、北山湖を中心としたレジャー施設です。井田山展望台は、その北山湖を一望できる場所にあります。
登るのは少し大変ですが、登った先で見る非日常な景色は見応えがあります。
では、紹介していきます。
「井田山展望台」とは?
「井田山展望台」は、佐賀県佐賀市富士町のレイクサイド北山にある北山湖を一望できる展望台です。
名称 | 井田山展望台 |
住所 | 〒840-0541 佐賀県佐賀市富士町大字関屋 |
料金 | 無料 |
所要時間 | 約15分 |
「レイクサイド北山」にある展望台の中で、1番高い場所にある展望台です。
「井田山展望台」の見どころ
①「レイクサイド北山」の駐車場から登る
「井田山展望台」は、「レイクサイド北山」の駐車場から登っていくことができます。ものすごく分かりづらいのですが、この駐車場の出入口のこの部分。
ここ。
この場所から登って行きます。完全に半信半疑でした。本当にここを登ると展望台があるのかと。しかもこの時は、レイクサイド北山でサイクリングを楽しんだ後でした。しかも約2時間。その様子はこちらに。
時間的にも体力的にも限界が見えていましたが、登ってみることにしました。
②展望台までの道のり
少し登ってみると思いのほか綺麗に整備されています。正直、もっと草が生い茂っていて「おいおい、どこを歩けばいいんだよ」という状況になるかと心配していたのですが、柵もあり階段もあり登りやすい様にされています。
少し進んで道が悪ければ「今日のところは帰ろう」と思っていましたが、登りやすいので(体力的な部分は置いておいて)迷いました。ただ木々の間から見える「北山湖」と「ふれあいの森展望台」がとても綺麗で、少し登るだけでこの高さなら展望台はもっと綺麗だろうと思い、諦めずに進みます。
木が倒れている難所を通り、そして蜘蛛の巣との格闘を制してさらに進みます。
最初の階段は軽快に進めましたが、段々と疲れが襲ってきます。
カーブを曲がった先に見える階段は、この世の中で上位の攻撃力を持っている気がします。足が上がらなくなるほどのダメージ。
一歩一歩が高くて、なかなか次の一歩が踏み出せないです。昼に何も考えずサイクリングをしたつけが回って来ました。
ただここで希望の光が見えました。ここまで半信半疑で登って来ましたが、ついに看板が現れます。残り「50m」。この先のカーブを曲がると、待望の展望台が現れます。
想像よりも近代的な形をしている展望台。レイクサイド北山にある展望台は全て特徴的な形をしています。登った「ふれあいの森展望台」も、登れなかった「くるくる展望台」も。
ここまで、わかりやすい森の中を歩いていたので、急に近代的な建物がでてきて、宇宙船の様な少しSF的な雰囲気もあります。進むか戻るかを迷いながら登り、駐車場から約10分、展望台に到着です。体感的には20分ほどのイメージでした。
③展望台から北山湖を一望
苦労してたどり着いた展望台から、北山湖の景色を見ると自然と声がでます。昼に北山湖を1周したサイクリング。そこで見た景色と、ここで見る景色が別物に見えます。
当たり前の話ですが、見る場所が違えば、違うものにも見えます。夕方になり陽も傾き、湖には横から光が差し込みます。
目の前に広がる幻想的な景色を見て、苦労したけど登って良かったなと思いました(10分位だけど)。もちろん元々景色は魅力的なのですが、苦労して登った分、自分の目にはより魅力的にこの景色が映ります。
この経験はなかなかに得難いもので、おそらく登山をされる方は、この何倍もの感動を得ているのだろうなと、プチ登山を経験して思いました。
昼のサイクリングを楽しみすぎて時間が無くなり、展望台があるのかと半信半疑で登りましたが、結果的には綺麗な景色が観られて良かったです。
アクセス
博多駅から「レイクサイド北山」まで、都市高速を利用すると約1時間、下道だと1時間10分程で行くことができます。
佐賀駅から「レイクサイド北山」までは、下道で約45分です。
駐車場
駐車場は、100台以上停められる広さがあります。管理棟側には約20台。
道路を挟んだ反対側には約100台停められるほどの広い駐車場があります。ドライブの休憩で立ち寄るのも良いかもしれません。
まとめ
佐賀県佐賀市富士町のレイクサイド北山にある「井田山展望台」。
北山湖を一望できる展望台。入口が分かりづらく展望台があるかどうかの「不安」と、サイクリングを全力で楽しんだ後の「疲労」、その末にたどり着いたのは日常とは違う景色でした。
近くに行かれる際は、ぜひ訪れてみてください。
良い旅を!