「ひとり旅」をしたい時。それは人生の節目であったり、何か考え事をしたり、気持ちを切り替えたかったり、人とは触れ合いたくなかったり、理由は様々だと思います。
ただ旅に出たとしてもどこに行けばいいのかわからなかったり、行った場所が有名な観光スポットで人が多かったりすると、せっかくの「ひとり旅」を楽しめないのではないかと思います。
そこで、この記事では「ひとり旅」で行ってほしい福岡県の観光スポットを紹介します。
私が考える「ひとり旅」で行ってほしい観光スポットの条件はこちら。
この条件を満たし実際に行ってきた場所をここでは紹介していこうと思います。
「ひとり旅」で行ってほしい福岡県の観光スポット
1.野河内渓谷〔福岡市〕
「野河内渓谷」は、福岡市早良区にある福岡市唯一の渓谷です。福岡市にあるとは思えない程に自然豊かな渓谷で、遊歩道が整備されていて、片道20分程の森林浴を楽しむことができます。日光が直接差し込まないのでとても涼しく、夏に行きたい場所です。
渓谷に一歩足を踏み入れると、ここが福岡市であることに困惑します。ひんやりとした空気、渓谷と葉の音しかせず、流れ着いたのかここで出来たのか渓谷の真ん中に鎮座する大きな岩。渓谷の流れをじっと眺めていると心が次第にリラックスしていくのが分かります。福岡市にいながら、博多や天神とはまるで違う景色を楽しめます。
2.和布刈公園〔北九州市〕
「和布刈公園」は、門司区の展望台のある公園です。和布刈公園には展望台が2か所あって、さらには「門司城跡」もあります。展望台からは「門司港の街」、門司城跡からは「関門海峡」を一望することができます。展望台へは車で行くことができるのでドライブでもおすすめ。
駐車場から少し歩きますが個人的には「門司城跡」にはぜひ行ってほしいです。門司城跡は他の展望台よりも高い位置にあって、ここから観る「関門海峡」は驚くほどに綺麗でした。門司港まで行くのであれば少し足を延ばして行ってみてほしいです。
3.織幡神社〔宗像市〕
「織幡神社」は、福岡県宗像市の鐘崎漁港にある神社です。山の様になった岬に鎮座する神社で、鳥居から本殿まで135段の階段があり階段の途中で振り返って見る鐘崎漁港の風景がとても美しかったです。青い空に青い海、穏やかな時間が流れていました。
本殿の右側には宗像の海を臨む展望所、そして本殿の左側から行けるのは「沖ノ島」を望む展望所。木々に囲まれた森の中を歩くこと5分、木々の隙間から見える光り輝く海が神々しく、展望所から見える海がとても美しかったです。
4.八女中央大茶園〔八女市〕
「八女中央大茶園」は、八女市にある観光スポットです。八女と言えばやはり「八女茶」。ここは「八女茶」の茶畑なんです。展望所からは圧巻の茶畑を望むことができます。
幾何学模様の様な茶畑に目を奪われました。しかも茶畑は一面に広がり起伏もあり方向も様々、そして奥に見える八女の街。八女に旅行に行くのであれば欠かせない場所だと思います。そして八女の街に行ってぜひ「八女茶」を飲んでみてください。
5.芥屋の大門公園〔糸島市〕
「芥屋の大門公園」は、糸島市にある芥屋の大門を含む公園です。糸島と言えば「桜井二見ヶ浦」が有名なのですが、ここはそこから車で20分程の場所にあります。「桜井二見ヶ浦」と比べ人が少なく糸島の海を静かに堪能できます。
駐車場から続く遊歩道を進むと展望台があります。展望台までの道のりは木に囲まれていて歩いているだけで気持ちが良いです。展望台から見えるのは糸島の海。透き通るほどに綺麗な海です。森を抜けた先の黒磯海岸も美しい。
6.なみかけ遊歩道〔芦屋町〕
「なみかけ遊歩道」は、芦屋町にある海沿いの遊歩道です。ここは干潮の時と満潮の時で全然違う姿を見させてくれます。普段はサイクリングロードにもなっているほど歩きやすい遊歩道ですが、満潮時には遊歩道に波が掛かる程に水位が上がり海が近くなります。
海ギリギリに遊歩道は作られていて、綺麗な芦屋の海を見ながらの散策はとても気持ちがよく晴れやかな気持ちになります。別の日の潮が引いた時にも行ってみたのですが、満潮時とは打って変わって海がとても遠くに見えます。日によって違う景色を見られる楽しみがあります。
まとめ
「ひとり旅」で行ってほしい福岡県の観光スポットを紹介しました。
「ひとり旅」に出たい時というのは誰しも訪れると思います。理由は様々、仕事・勉強・人間関係などなど。そんな時は、人が少なく自然の多い場所に「ひとり旅」に出てみてはいかがでしょう？