SONY「α6000」は、2014年に発売されたミラーレスカメラです!
私は2016年に、この「α6000」を「ダブルズームレンズキット」で購入しました!初のミラーレスカメラです。この「ダブルズームレンズキット」は、標準レンズと望遠レンズの2本が付いているセットです!
ただ、この2本のレンズでは物足りなくなって、2019年1月に単焦点レンズ、同年9月に広角レンズを購入し、現在では計4本のレンズを持っています!
単焦点/広角レンズを買ってからは、この2つで撮ることが多かったのですが、2020年頃から、最初に買ったダブルズームレンズキットの望遠レンズにまたハマりだしました!
そこで、この記事では7年使ってきた望遠レンズ[SEL55210]を紹介します!
遠くのものはもちろん、近くのものまで撮れる望遠レンズは、使いこなすと写真の幅が広がりますよ!
では!
紹介していきます!
望遠レンズ(SEL55210)
2016年4月にSONYの「α6000 ダブルズームレンズキット」を購入しました!
この「ダブルズームレンズキット」は、カメラ本体とレンズ2本が付属しているセットです!その1つがこの「望遠ズームレンズ[SEL55210]」です!
焦点距離は「55-210mm」となっています!レンズは標準レンズ [EPZ 16-50mm F3.5-5.6] に比べれば、かなり大きいです!
名称 | E 55-210mm F4.5-6.3 OSS |
型名 | SEL55210 |
レンズマウント | ソニー Eマウント |
焦点距離 | 55-210mm |
重量 | 345g |
フィルター径 | 49mm |
APS-C用のEマウントに使える!
この広角レンズは「APS-C用のEマウント」です! 2023年現在、発売されているα6000シリーズ全て「Eマウント」なので、このレンズを使うことができます!
※詳しくはボディ・レンズ互換情報(SONY公式サイト)を参考にしてください!
SONYの「α6000シリーズ」とは、2016年に発売した「α6000」始めとした「ミラーレス一眼カメラ」です!最新機種だと「α6400」や「α6600」になります!これまでに6種類のカメラが発売されています!
ちなみに私はSONYの「α6000」を愛用しています!α6000の感想&レビューはこちらの記事に書いているので、参考にして下さい! 小さくて軽くて使いやすいです!
どのくらいズームできるのか比較してみた。
やはり望遠レンズで気になるのは、
「どのくらい望遠で撮れるの?」
ということだと思います!
なので、実際に広角レンズ[10-18mm]と望遠レンズ[55-210mm]を比較してみます!
ちなみに撮影場所は、北海道の定山渓温泉です!
まずは広角レンズからです!
広角レンズ[10mm]
実際の視界より広く撮れています!実は川の右奥に「赤い橋」があるのですが、全然見えない位に広く撮れてます。
広角レンズ[18mm]
視界と同じくらいの画角です。これでもまだ「赤い橋」は見えずらいですね。
続いてはお待ちかねの「望遠レンズ」です!
望遠レンズ[55mm]
「赤い橋」が見えてきました!写真の雰囲気も、広角レンズに比べてギューッと圧縮された印象です!
望遠レンズ[210mm]
最大までズームにした状態です!「赤い橋」がはっきり見える位までズームできます!望遠レンズだと、ここまで寄っても綺麗に撮影できます!
望遠レンズの良いところ!
①当たり前だけど遠くのものが綺麗に撮れる!
まずは、当たり前ですが「遠くのものが綺麗に撮れる」ところです!
携帯や標準レンズで撮っている「遠いなー」「もっと近くで撮れないかなー」と思うことはありませんか?
スマホで撮った場合、頑張ってズームにしてみても、それはデジタルズームで、ただ写真を切り取っているだけなので、画質はズームをすればするほど悪くなってしまいます。(※2023年現在は望遠レンズ付きが主流になってきた。スマホの進化は凄い。)
でも、望遠レンズがあると、遠くて近寄れない場所や肉眼だと見えないものが撮れる様になります!まるで目の前にいるかの様に撮影できます!
望遠レンズを使うと、普段見ることができない景色を撮影できるのが魅力です!
②小さいものが撮れて、ボケ感も良い!
これは使い始めてから知ったのですが、望遠レンズは「小さいものも撮れて、ボケ感も良い」ところです!
望遠レンズと聞くと、
「遠くのものを撮るんでしょ?」
と、思うかもしれませんが、これが違うんです!
望遠レンズを使うと、実は花や虫など小さいものも綺麗に撮ることができるんです!
望遠レンズを使うと、背景が綺麗にボケるんです!しかも画角が狭いので、背景に映るものが少なく、被写体がハッキリ目立つようになります!
③圧縮効果で印象的な写真が撮れる!
3つ目の良いところは「圧縮効果で印象的な写真が撮れる」ところです!
「圧縮効果」とは、遠近感をなくす撮影手法で、手前と奥の距離感を小さくし、ギューッと圧縮していることを言います!
こうすることで、肉眼では見ることのできない、ダイナミックな印象の写真になるんです!
「桜」と「熊本城」の間には、距離がありますが、望遠で撮る事によって「桜」と「熊本城」の遠近感は無くなり、ギューッと圧縮され、桜と熊本城が並ぶ良いとこ取りの写真になってることがわかります!
普段は見られない景色を撮れるのが望遠レンズの良さだと思います!
④外で子供を撮るなら望遠レンズ!
4つ目は「外で子供を撮る事に向いてる」ところです!
子供って全然じっとしてないですよね!特に外だとすぐ走り回ってしまいます!スマホや標準レンズだと、正直追いつかないです!走っても走っても、置いてかれる。。。
でも、望遠レンズを使うと、もし子供が色々動き回っても、ズームで追いかけてることができるんです!
しかも、子供って撮られてると思うと、笑わなかったり、すぐふざけたりするんですけど、望遠レンズで撮ると、子供が遊んでる自然な姿を撮る事ができます!
しかも背景もボケるので、スマホや標準レンズで撮るよりも、臨場感のあるダイナミックな写真を撮れるのが嬉しいです!
望遠レンズのちょっと面倒なところ…
もちろん良いところもあれば、ちょっと面倒なこともあります。
①サイズが大きい…
これはどの望遠レンズも言えるのですが、「サイズが大きい」ところは少し面倒です…
望遠レンズはその仕組みからしょうがないのですが、遠くを撮れるものほど、サイズは大きくなってしまいます…
でもフルサイズのレンズに比べれば小さいですが。フルサイズのレンズは、標準ズームでもサイズが大きいですもんね。
②旅行には向かない…
残念ながら望遠レンズは「旅行には向かない」です。
この望遠レンズは、焦点距離が「55-210mm」なので、遠くを撮るのには向いているんですが、近くを撮るのには向かないです。
旅行だと、景色を撮ったり、料理を撮ったり、人を撮ったり撮るものの種類が多いので、望遠レンズだけだとちょっと厳しいです…
写真メインの撮影旅行なら問題なしですけどね!
③やっぱレンズ交換が大変…
これは望遠レンズに限ったことではないのですが、ミラーレスなどのレンズ交換式カメラは、ずっと付きまとう問題で、「レンズ交換が大変」なところです。
上でも書いたように望遠レンズは汎用性が高くないので、旅行など色んなものを撮る場合は、その都度レンズ交換をしなくてはいけなくなります。。。
でも、毎回レンズ変えるのは時間もかかるし、何よりレンズやカメラ内に埃が入ってしまうリスクが大きいです。埃が入ると写真に、点などの汚れが映ってしまいます。
ちなみに広角から望遠まで、1本でカバーできるレンズもあるのですが、画質を考えると、どうなんだろうと思うところもあります。どこを重視するかですね!
▼ちなみに広角から望遠までカバーするレンズはこちら!
望遠レンズでの作例
↓の記事に、ここで紹介しきれなかった「作例」を紹介ししています!
ジャンル別に紹介しているので、参考にして貰えればと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
SONYのAPS-C用のEマウントの「望遠レンズ (SEL55210) 」を紹介しました!
望遠レンズの「良いところ」は、
です!
逆に「大変なところ」は、
です。
望遠レンズは上手く使えば、肉眼では観ることのできないダイナミックで印象的な写真を撮る事ができます!また、子供を撮るときはかなり役に立ちます!
子供が点のように映る写真が嫌だなと思った方は、ぜひ望遠レンズを検討してみてはいかがでしょう!
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