ミラーレスカメラのレンズって何を使ってますか?
カメラの本体を買う時に付いてきた「レンズキット」のレンズを使っている人が多いのではないでしょうか?私もSONYの「α6000」で2年ほどレンズキットで写真を撮ってきました。
しかし!
次のレンズが欲しくなり、2019年の1月に「単焦点レンズ」を購入しました!
レンズキット以外のレンズを買うとなると、不安はありましたが、確実に買ってよかったと言えます!
この記事では、購入した「単焦点レンズ(SEL35F18)」の紹介と、「単焦点レンズを買うと写真を撮るのがさらに楽しくなった理由」を紹介していきます!
単焦点レンズ(SEL35F18)を購入!
2019年にSONYの純正の「単焦点レンズ「SEL35F18」」を購入しました!焦点距離は「35mm」です。
焦点距離55mmを買うか悩んだのですが、ポートレートよりは風景の方をメインで撮るので、画角の広い方にしてみました。
正直、買ってみるまでは、
と思っていたのですが、単焦点レンズを買ったら、さらに写真を撮るのが楽しくなりました!
ちなみに、レンズフードは付属されていました!私は家電量販店で購入したのですが、Amazonや楽天ではレンズフード付属の記載が無いので、もしかしたら付属されてないかもしれません。
レンズのみ購入して、レンズフードが付いてなかったら追加で購入する方が良いかもしれません!
APS-C用のEマウントに使える!
この単焦点レンズは「APS-C用のEマウント」です! 2023年現在、発売されているα6000シリーズ全て「Eマウント」なので、このレンズを使うことができます!
※詳しくはボディ・レンズ互換情報(SONY公式サイト)を参考にしてください!
SONYの「α6000シリーズ」とは、2016年に発売した「α6000」始めとした「ミラーレス一眼カメラ」です!最新機種だと「α6400」や「α6600」になります!これまでに6種類のカメラが発売されています!
ちなみに私はSONYの「α6000」を愛用しています!α6000の感想&レビューはこちらの記事に書いているので、参考にして下さい! 小さくて軽くて使いやすいです!
単焦点レンズを買うと写真が楽しくなる理由
ここからは「単焦点レンズを買ったら写真がさらに楽しくなった理由」を紹介していきます!
①背景のボケ感が素晴らしい!
まず、単焦点レンズが楽しい理由は「背景のボケ感が素晴らしい」からです!
ミラーレスを持ってるとどうしてもこういう写真を撮りたいですよね?でも標準レンズだとここまでボケ感のある写真は撮れないんです…
その理由は「F値(絞り値)」にあります!
F値というのは「絞り値」の事で、F値が大きい程、絞って撮っていることになります!F値が小さい程、開いて撮っていて、ボケ感が増すのです!
最近はスマホのカメラでも「ポートレートモード」などを使用すると、背景をぼかす写真を撮れたりもしますが、やはり単焦点レンズのボケ感は、スマホのそれとは違います。
ポートレートなどメインとなる被写体がある場合に威力を発揮します。
②速く動くものが綺麗に撮れる!
続いては「速く動くものが綺麗に撮れる!」からです!F値が小さいという事は、光を一杯取り込むことができます!
つまり、
動きが速いものを撮るときに役立ちます!
動きが速いものを撮る時は、シャッタースピードを上げる必要があります!でもF値が大きいと、光を取り込めないので、写真が暗くなってしまいます!
明るくしようとして、ISOを大きくすると、今度は写真にノイズが出てしまうのです…
単焦点レンズは、光を一杯取り込んでくれるので、シャッタースピードを上げても速く動くものを綺麗に撮ることができるのです!
さらに嬉しいのは部屋でも綺麗に撮れるということ。部屋で子供を撮ろうと思ったら、動き回るのでブレブレの写真しか撮れなかったことありませんか?
部屋で撮ると写真が暗いか、ブレブレの写真ばかりで綺麗に撮れないことが多いですよね。でも単焦点レンズだと、F値を2とかに設定すると、シャッタースピードを速くしても明るく撮れるので、子供を綺麗に撮ることができます!
私の場合、部屋で子供を撮るときはこのレンズを使っています!
③画質が素晴らしい!
続いては「画質が良い」という事です!
なぜ画質が良いのかというと、ズームレンズは画角を変更する(ズーム)為に、中にレンズがいくつも重なり合ってできているのですが、レンズをいくつも重ねると、画質が下がってしまうらしいのです。
単焦点レンズは、画角が決まっているレンズなので、ズームレンズに比べ単純な構造をしていて、画質が綺麗なんだそうです!
撮った写真を比較してみると、標準レンズよりも単焦点レンズの方が繊細に撮れている気がして「作品感」があります。
ただはっきりした違いはないので、これは好みの問題かも知れません。
④軽くて見た目も良い!
最後の楽しい理由は「軽くて見た目も良い」ことです!
この単焦点レンズの重さは、なんと「約154g」。 カメラのボディの重さが「約344g」なので、合わせても「約500g」程です。
単焦点は、レンズの中でも単純な構造をしているので、小さくて軽いです!
そしてかっこいい!
単焦点レンズを付けて写真を撮っていると「写真を撮っている感」が強く感じられます。
「やっぱカメラは単焦点でないとね!」という気分です!
大変なところ…
単焦点レンズを使っていると楽しいことを紹介してきましたが、残念ながら単焦点レンズを使う際に大変なところもあります。。。
①画角を変更できない…
単焦点レンズはその名の通り「単焦点」なので、画角を変更できないです。。。
この単焦点レンズは焦点距離が35mmなので、それから変更はできないです。変えるとなると、前後に自分が動かく必要があります。ズームレンズの様に手首を回せば、とはいかないです。
まぁそれが単焦点の魅力でもあるんですけど!
②レンズ交換が多くなる…
いろいろな焦点距離で撮ろうと思うと、レンズ交換をしないといけないです。。。
ズームレンズの場合はレンズを回すことで、画角を変更することができますが、単焦点レンズでは焦点距離に合わせて、レンズを交換する必要がでてきます。
となると、すぐにレンズ交換が必要になります。色々な場所に行く旅行には向かないかもですね。
ただ、人を撮る場合や、もう全部単焦点で撮る、と決めていくと意外と良かったりします!焦点距離が固定されている状態で、最高の写真を撮るにはどうしたらいいのか、と考えるのも楽しいです!
フルサイズの購入を検討している方!
α6000シリーズ向けの単焦点レンズ「SEL35F18」を紹介してきましたが、現在α6000シリーズを持っていて、今後フルサイズミラーレス「α7」や「α9」の購入を検討されている方!
フルサイズ用の単焦点は、実はAPS-Cでも使えるんです!
しかも、値段があまり変わらないです!
逆にAPS-C用のレンズは、フルサイズで使うと画角が狭くなったりするそうで、使えないそうです…私はそこを少し後悔しています。
フルサイズを買う予定の無い人は、APS-Cの単焦点レンズを購入しても良いですが、もしも今後フルサイズミラーレスの購入を考えているならば、こちらの商品の購入を考えても良いと思います!
【フルサイズ用の単焦点レンズ】
単焦点レンズでの作例
こちらの記事に、ここで紹介しきれなかった「単焦点レンズでの作例」を紹介しています!
ジャンル別に紹介しているので、参考にして貰えればと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
SONYのAPS-C用のEマウントの単焦点レンズ「SEL35F18」を紹介しました!
「単焦点レンズを買うと写真が楽しくなる理由」は、
逆に「大変なところ」は、
です!
ダブルズームレンズキットを買って、満足しているあなた!単焦点レンズを買うと、撮れる写真の種類が増えていきますよ!
私も買う前は、
「標準レンズとあんまり変わらないんじゃないー?」
と、思ってたのですが、もう全然違います!
特に部屋の中で子供を撮る場合には最適なレンズだと思います!
標準レンズを持っていて、次のレンズは何が良いかなー?と悩んでいるあなた!単焦点レンズの購入を検討してみてはいかがでしょうか!
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