「門司港レトロ」は、福岡県北九州門司港にある「門司港駅」を中心に、明治から昭和にかけて建てられた歴史的建造物が多い、散策するだけでも楽しい観光地です!
この記事では、門司港に残る「門司港レトロの建物を巡る散策ルート」をご紹介します!
明治から昭和にかけて建てられた趣のある建物が点在していて、街の雰囲気がとても良く、散歩するととても楽しいです!海の風も気持ちよく、のんびり歩き回るには最高のロケーションです!
では!
実際に行ってきたので、紹介していきます!
門司港レトロの建物を巡る散策ルートを紹介!
「門司港レトロ」には、明治から昭和にかけて建てられた趣ある建物が多く残っています!建物を見て歩くだけでも楽しい観光地です!
そこで!
門司港レトロの建物を楽しむ、おすすめの散策ルートを紹介します!
①門司港駅
まずは「門司港駅」から出発です!「門司港駅」は、なんと!大正3年(1914年)に開業した歴史ある駅です!駅舎は老朽化が進んでいたんですが、2019年に大正時代の姿に復元されました!
大正ロマンが蘇った門司港駅の前に建つと、まるでタイムスリップしたかの様な感覚を味わうことが出来ます!
この時代の建物はかっこいいですね!
見るだけで楽しいです!
②旧門司三井倶楽部
「門司港駅」のほぼ目の前にあるのが、この「旧門司三井倶楽部」です!ここは大正10年(1921年)に建てられた建物で、現在は1階にレストランやホールなどが営業しています!
そして、この建物の見どころは、2階にあります!この建物、なんと、あの「アインシュタイン」が宿泊した建物なんです!
2階にはその時の部屋が再現されています!
次に、この建物の隣にあるのが「旧大阪商船」です!
③旧大阪商船
「旧大阪商船」は、大正6年に建てられた建物で、六角形の塔が特徴的な建物です!国の「登録有形文化財」に登録されています!
特徴的な形をした建物で、ヨーロッパの様な雰囲気ですね!門司港はどれだけ綺麗な街だったんだ。。。
「門司港駅」、門司港駅前の「旧三井倶楽部」「旧大阪商船」、この3つだけでも見応えがあります。
ここから、ガス灯通りに入って行きます!
④ガス灯通り
「門司港レトロ」の商業施設が集まった「ガス灯通り」!ここには、レストランやお土産屋さんが多く集まっています!門司港名物の「焼きカレー」屋さんもあり、下関名物の「瓦そば」も食べることが出来ます!
このガス灯通りから見える「レトロな建物」「海」「プレミアムホテル門司港」は門司港を象徴する景色となっています!
門司港レトロに行ったら、まずはここに行くことをおすすめします!ガス灯通りを過ぎると「レトロ中央通り」に出ます!
⑤大連友好記念館
ここでまず目に留まるのは、この「大連友好記念館」です!
この建物は、ロシア帝国が1902年に中国の大連市に建築した建物を複製したものだそうです!
友好都市締結15周年を記念し、ロシア帝国が1902年に大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を、そっくり複製し建築されたものが、この「大連友好記念館」。
北九州市観光情報サイト:https://www.gururich-kitaq.com/spot/dalian-friendship-memorial-formerly-the-international-friendship-memorial-library
日本の明治時代~大正時代の建物に似てる感じがします!
中国の大連ってこんな感じの建物が多かったのでしょうか?まだ残っているなら見てみたいですね!
・・・
って、調べたら出てきました!
こちらの記事の最後の方に写真が載っています!
▼近代建築を訪ねて~中国・大連編~[4travel.jp]
⑥旧門司税関
「大連友好記念館」の斜め前にあるのは「旧門司税関」です!
この「旧門司税関」は、なんと明治に建てられた建物だそうです!明治ということは、大正3年に建てられらた「門司港駅」よりも古いんですね!
そしてお洒落!
この時代の建物はどれもお洒落ですね!
旧門司税関は明治42年(1909)に門司税関が発足したのを契機に、明治45年(1912)に煉瓦造り瓦葺2階建構造で建設されたものです。昭和初期までは、税関庁舎として使用されていました。平成六年に北九州市が赤煉瓦を特注し、建物の復元を行いました。
門司港レトロインフォメーション:http://www.mojiko.info/spot/zeikan.html
この税関は昭和2年まで使われた後に、民間に売却され、平成7年に、外観を再現したそうです!
旧門司税関は、初代庁舎が焼失したため同じ場所に明治45年に二代目庁舎として建設され、昭和2年まで使用されました。その後、民間に売却されて倉庫等として使用されていましたが、平成7年に門司港活性化のためレトロ事業の一つとして改修され往時の姿を取り戻しました。
門司税関 公式HP:https://www.customs.go.jp/moji/moji_kmoj/moji_kmoj.html
近くで見るとレンガ模様が綺麗ですね!日本中の建物がこうなってほしいなー!
⑦ブルーウィングもじ
中央通りを過ぎると「ブルーウィングもじ」が見えてきます!
この橋!なんと!「上がる」んです!
・・・
どういうことかというと、「こう」です!
ここは定期的に船が通るので、可動する仕組みになっているんです!可動する時間は決まっていて、近くに時刻表が置いてあります!
開橋時刻に近づくと、徐々に周りに観光客が集まってきます!いざ開橋が始まると、本当にゆっくり橋が上がって行きます!門司港レトロに置けるショーの様になっているので、ぜひ観に行くことをおすすめします!
さらにここから見える夕焼けは最高に綺麗なんです!私も好きな場所です!
橋の向こうに見える夕焼け。船。海。目を奪われるような絶景です!対岸に見える下関には、工場地帯があり、夕焼けによって浮かび上がるシルエットがまた綺麗です!
もし夕方までいれるのであれば、夕焼けを見て帰ることをおすすめします!
明治から昭和にかけられて建てられた「門司港レトロ」の建物を見て、夕方には綺麗な夕焼けを見る。本当に1日楽しめる観光地です!
アクセス
「門司港駅」までのアクセスについては、博多駅からと大分駅からをこちらの記事にまとめています!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
福岡県北九州市にある「門司港レトロの建物たち」を紹介しました!
「門司港レトロ」には、明治から昭和に建てられた趣ある建物がいくつも残っていて、散歩するだけでも楽しい観光地となっています!
門司港には、この建物以外にも、「焼きカレー」や「巌流島」、下関に渡ると「海響館」や「唐戸市場」など、1日では回り切れない程の観光スポットがあります!
がっつり観光を楽しみたい方!
ぜひ「門司港レトロ」へ行ってみて下さい!
良い旅を!