「展望台」から見える景色は、普段の生活では見ることのできない「非日常」を味わわせてくれます。
見たことのない綺麗な景色や珍しい景色を眺めたり、はたまた自分の住んでいる街を俯瞰して眺めてみたり、様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
この記事では、実際に行ってよかった佐賀県の「展望台」のある観光スポットを紹介します。
佐賀県の「展望台」のある観光スポット
1.浜野浦の棚田〔玄海町〕
「浜野浦の棚田」は、佐賀県玄海町にある絶景スポットです。見どころは、4月から5月の田植えの時期に見られる風景。田んぼに張られた水に夕焼けが反射してこの世のもとは思えない幻想的な風景が創り出されます。
始めて見た時には衝撃を受けました。海に沈む夕日も、その夕陽により照らされた棚田も。特に夕日により浮かび上がる棚田のシルエットが魅力的で「これは現実か？」と思う程に幻想的な光景が広がっていました。
そして、ぜひお近くの方には7月の棚田も見てほしいです。春に植えられた稲が育ち生き生きとした稲の様子を見ていると、こちらまで元気になってくる気がします。「浜野浦の棚田」に春だけ行くのはもったいないです。
2.立岩展望台〔嬉野市〕
「立岩展望台」は、嬉野市の嬉野温泉街を一望できる展望台です。展望台からは「嬉野茶」の茶畑や、2022年9月23日開業の「西九州新幹線」と「嬉野温泉駅」など嬉野温泉街を一望することができます。展望台までの道中は、少し狭い場所もありますが「嬉野温泉街」から車で15分ほどで行くことができます。
嬉野温泉に行くときにはぜひ行ってほしい場所です。自然に囲まれた嬉野茶の茶畑や嬉野温泉の街並みがとても美しいです。これから泊まる、もしくは泊まったホテルを探して「あ、あれが泊まったホテルだ！」とか「あ、あれが泊まるホテルだ！」とか、自分の行った場所やこれから行く場所を探してみるのも楽しいです。
3.ふれあいの森展望台〔佐賀市〕
「ふれあいの森展望台」は、佐賀市富士町の「レイクサイド北山」にある展望台です。サイクリングロードの途中から行くことができます。ちょうどサイクリングロードの1km地点。そこから階段を登っていきます。
展望台に着くと見えるのは、北山ダムにより造られた北山湖。周りを見渡すと、この場所がどれだけ自然に囲まれた場所なのかが分かります。景色が綺麗なのでここでのんびりしたいのですが、この展望台はサイクリングロードの前半（2.0km地点）にあるのです。ここで時間を使うと後半のサイクリングは時間との闘いになるのでお気を付けください。
4.井田山展望台〔佐賀市〕
「井田山展望台」は、レイクサイド北山の駐車場から登って行ける展望台です。入口が分かりづらく、登る時には本当に展望台があるのか不安になりますが、展望台からの景色がその不安を無かったことにしてくれます。
正直、登っていると「本当に展望台があるのか？」と何度も心が折れそうになりました。坂道もかなりきつく、普段運動不足のデスクワーカーには厳しい道のりでした。ただ展望台の看板を見つけた時には希望の光が、展望台が見えた時にはその不安は無くなり、疲れも吹き飛びました。
5.鏡山展望台〔唐津市〕
「鏡山展望台」は、唐津市にある唐津の街を一望できる観光スポットです。唐津駅から30分程で行くことができます。展望台からは、唐津の街を一望できて「唐津城」や「虹の松原」などが見られます。
駐車場から展望台までは約5分。ちょっとした森を抜けて展望台に着くので、一気に視界が開けて唐津の街が飛び込んできます。しかもこの時は早朝で、街に朝日が差し込み、その光景を見ていると、気持ちが穏やかにそして晴れやかになっていくのを感じました。
まとめ
佐賀県の「展望台」のある観光スポット。
佐賀県にはとても現実のものとは思えない「浜野浦の棚田」を始め、自然が美しく、穏やかでのんびりとした景色を楽しめる展望台が多い印象です。
展望台から眺める景色は、日常であるにも関わらず非日常な体験をさせてくれることも多く、観光スポットを探すときはついつい展望台のある場所を探してしまいます。
皆さんも好きな展望台を見つけてみてください。