「展望台」から見える景色は、普段の生活では見ることのできない「非日常」を味わわせてくれます。
見たことのない綺麗な景色や珍しい景色を眺めたり、はたまた自分の住んでいる街を俯瞰して眺めてみたり、様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
この記事では、実際に行ってよかった宮崎県の「展望台」のある観光スポットを紹介します。
宮崎県の「展望台」のある観光スポット
1.馬ヶ背〔日向市〕
「馬ヶ背」は、日向市にある観光スポットです。断崖絶壁の遊歩道はスリル満点。2022年には、さらにスリル満点な「スケルッチャ!」も作られました。「馬ケ背展望所」の先にある「日向岬展望台」では、広く果てしなく続く海と、自然にできたとは思えない幾何学的な形をした「柱状節理」など、宮崎の自然を存分に味わえます。
「スケルッチャ!」は、高所恐怖症の私には末恐ろしいスポットですが、恐怖を楽しめる強者には嬉しいスポットです。柱状節理によりできた断崖絶壁を、せりだした「スケルッチャ!」から覗き込めます。どうしてこの様な形になったのか、自然の不思議さを感じられる場所です。
2.願いが叶うクルスの海〔日向市〕
「願いが叶うクルスの海」も、日向市にある観光スポットです。「願いが叶うクルスの海」と、珍しい名前なのですが、その理由は展望台から見える景色にあります。展望台から海を見ると「叶」の文字が見えるんです。
ここで祈りを捧げると願いが叶うと言われています。この場所がどうしてこのような十字の形になったのか不思議で堪りません。自然にできるものは人間の想像を軽く超えてきますね。
3.石河内展望台〔木城町〕
「石河内展望台」は、木城町にある石河内を一望できる展望台です。木製のしっかりとした展望台が道路の脇に佇み、知らずに通りかかっても、ついつい寄ってしまいそうな雰囲気を纏っています。
ただ自然に囲まれて癒されるという感覚以外に、どこか神々しさを感じる景色です。奥に見える山々、その方向から流れてくる小丸川、川沿いの道と集落、そしてその先の川原ダム湖。自然と人とが共存、あるいは調和している様子がこの場所に凝縮されている様に感じます。展望台に立ち見える景色はもちろん、時折聞こえる木の揺れる音に鳥の声、体全体で自然を感じられます。
4.御池〔都城市/高原町〕
「御池」は、都城市と高原町の境、高千穂峰の麓にある湖です。高千穂峰は「霧島連山」最大の火山で、国道223号線沿いにあります。明るい時間に行っても綺麗だと思いますが、ぜひ行ってほしいのは「夕焼け」の時間帯。
「高千穂峰」の向こうへ沈んでいく太陽が、どんどん空を赤く染めて、さらには「御池」も染めていきます。この場所が「天孫降臨の地」と呼ばれる理由がなんとなくわかる気がします。
5.国見ケ丘〔高千穂町〕
「国見ヶ丘」は、高千穂町を一望できる展望台です。「国見ヶ丘」の1番の見どころと言えば「雲海」。ここ「国見ヶ丘」は「雲海の名所」なんです。展望台からは幻想的な雲海が観られる・・・そうです。と、言うのも私はまだ実際に見たことがなくて、まだ写真でしかその景色を知りません。
ただ、雲海が無くてもこの国見ヶ丘の展望台からは高千穂の街を一望できる楽しみがあります。と言うか雲海が無いと街を一望できます。高千穂がどれほどの自然に囲まれているのか、この場所に行くとそれがよくわかります。展望台には木製のブランコもあり、ゆったりした時間を過ごせる場所です。
まとめ
宮崎県の「展望台」のある観光スポットをまとめてみました。
宮崎県には海を望む景色、山を望む景色、川を望む景色、自然を楽しめる展望台が多い印象です。
展望台から眺める景色は、日常であるにも関わらず非日常な体験をさせてくれることも多く、観光スポットを探すときはついつい展望台のある場所を探してしまいます。
皆さんも好きな展望台を見つけてみてください。