「ひとり旅」をしたい時。それは人生の節目であったり、何か考え事をしたり、気持ちを切り替えたかったり、人とは触れ合いたくなかったり、理由は様々だと思います。
ただ旅に出たとしてもどこに行けばいいのかわからなかったり、行った場所が有名な観光スポットで人が多かったりすると、せっかくの「ひとり旅」を楽しめないのではないかと思います。
そこで、この記事では「ひとり旅」で行ってほしい島根県の観光スポットを紹介します。
私が考える「ひとり旅」で行ってほしい観光スポットの条件はこちら。
この条件を満たし実際に行ってきた場所をここでは紹介していこうと思います。
「ひとり旅」で行ってほしい島根県の観光スポット
1.美保神社〔松江市〕
「美保神社」は、松江市にある神社です。「美穂津姫命」と七福神である「事代主神(えびす様)」が祀られていて海の近くにあるのが魅力です。神社の前には石畳が美しい「青石畳通り」があり、ここに一歩足を踏み入れると時間が止まっていたかの様な景色が広がります。
現在でも営業している温泉旅館「美保館」(しかも国登録有形文化財)などもあり、美保関の歴史を学べる美保関資料館もあります。特に私が好きだったのは駐車場から美保神社へ行く途中の景色や雰囲気。道路のすぐ隣には船が停まり、その奥には旅館や民家、歩きながらここで生活をしている人を想像し、美保神社にたどり着く。満たされる感覚があり心が休まる気がしました。
2.美保関灯台〔松江市〕
「美保関灯台」は、松江市にある観光スポットです。島根県の東端にある1891年に完成した灯台だそうです。灯台の隣には旧宿舎を利用した「灯台ビュッフェ」があり、店内には灯台の「初代レンズ」も展示されています。
自然探勝路からは「えびす様」が魚釣りをしていたと伝わる「沖の御前島」を望むことができ、駐車場にある眺望デッキからは鳥取県の「大山」をも望めます。「えびす様」は美保神社の御祭神でもあり七福神として馴染みの深い神様でもあるので「沖の御前島」はとても興味深かったです。
3.稲佐の浜〔出雲市〕
「稲佐の浜」は、出雲市にある観光スポットです。島根県を代表する観光スポット「出雲大社」から1kmの場所にある浜辺で、神在月には全国の八百万の神様たちがここに集まるのだそうです。
明るい時間に行っても神聖な雰囲気を感じられるスポットですが、夕焼けの時間帯に行った時にはさらに感動しました。空と海がオレンジ色に染まり、浜にある「弁天島」がシルエットとして浮かび上がる光景は形容しがたいほどに美しいものがありました。
4.出雲日御碕灯台〔出雲市〕
「出雲日御碕灯台」は、出雲市にある観光スポットです。島根県を代表する観光スポット「出雲大社」から車で20分の場所にある灯台で、石造の灯台としては日本一の高さを誇るのだそうです。
驚いたのが、この灯台は登ることができるということ。しかも灯台の中を「らせん階段」で。少し窮屈な階段を一段一段確実に登り頂上までたどり着くと出雲の綺麗な海の景色が待ち構えていました。高所恐怖症の私には少し恐怖感がありましたが頂上からの景色はそれを忘れさせてくれるほどに美しいものでした。
まとめ
「ひとり旅」で行ってほしい島根県の観光スポットを紹介しました。
「ひとり旅」に出たい時というのは誰しも訪れると思います。理由は様々、仕事・勉強・人間関係などなど。そんな時は、人が少なく自然の多い場所に「ひとり旅」に出てみてはいかがでしょう?