「ひとり旅」をしたい時。それは人生の節目であったり、何か考え事をしたり、気持ちを切り替えたかったり、人とは触れ合いたくなかったり、理由は様々だと思います。
ただ旅に出たとしてもどこに行けばいいのかわからなかったり、行った場所が有名な観光スポットで人が多かったりすると、せっかくの「ひとり旅」を楽しめないのではないかと思います。
そこで、この記事では「ひとり旅」で行ってほしい熊本県の観光スポットを紹介します。
私が考える「ひとり旅」で行ってほしい観光スポットの条件はこちら。
この条件を満たし実際に行ってきた場所をここでは紹介していこうと思います。
「ひとり旅」で行ってほしい熊本県の観光スポット
1.鳥の小塚公園〔南阿蘇村〕
「鳥の小塚公園」は、南阿蘇村にある公園です。南阿蘇村と阿蘇山を一望できる展望所があり、そこから見る阿蘇山の景色はとても素晴らしいもので、見ているだけで晴れやかな気分になっていきます。
考えることもできない程の昔からこの場所にある阿蘇の山。その麓に小さな小さな人間が住む風景を見ていると、どれだけ自然が雄大で、どれだけ人間がちっぽけなものかが感じられます。
公園の入り口にある「鳥と猫」というお店で買ったカフェオレをこの景色を見ながら味わう幸せは、他ではなかなか味わえないものです。
2.俵山展望所〔南阿蘇村〕
「俵山展望所」は、熊本県南阿蘇村にある展望所です。「大観峰」とは反対側の”南阿蘇”にある展望所です。駐車場からすぐの場所に展望所があって、ここから見える景色は、大観峰のものとはまた違った良さがあります。
ここから観る阿蘇山は力強さといういか、迫力のようなものを感じます。特に阿蘇山の斜面に作られた棚田が魅力的で、一体どうやって作ったのだろうと感心します。
展望所までの道のりは中央線がある道ではあるのですが、くねくねとした道で小さなカーブが幾度となく襲ってきます。都会では味わえない経験ができるドライブコースです。
3.阿蘇スカイライン展望所〔阿蘇市〕
「阿蘇スカイライン展望所」は、熊本県阿蘇市のドライブスポット「ミルクロード」沿いにある阿蘇山を一望できる展望所です。大観峰と同じように、阿蘇山と阿蘇の街を見ることができます。
大観峰に比べると、街や阿蘇山が近く見えるので、より迫力を味わえます。カルデラ内に街があることによる「大自然の非現実感」と「街の現実感」が合わさり、素晴らしい景色を創り出しています。
4.鞠智城〔山鹿市〕
「鞠智城」は、山鹿市にある7世紀に築かれた山城跡です。現在では「八角形鼓楼」が再建され、歴史公園になっています。敷地内には博物館もあり歴史を学ぶことができます。
まず目に留まるのが「八角形鼓楼」です。再建されたものだそうですが、その存在感に圧倒されます。公園内を散策していくと、端の方に「灰塚展望所」があります。
山鹿の街を一望できる展望所で、夕焼けの時間帯に行ったのですが夕陽に照らされる山鹿の街がとても幻想的で魅了されました。
5.五老ヶ滝〔山都町〕
「五老ヶ滝」は、山都町にある落差が約50mもある迫力のある滝です。有名観光スポットである「通潤橋」から車で2,3分の場所にあります。行ってはいないのですが「通潤橋」から遊歩道を歩いて行くこともできるのだそうです。滝の正面には吊り橋もあり大迫力の滝を眺められます。
「通潤橋」の近くにある滝なのでついでに行こう、と考えていたのですが行ってみると驚きの事実が。この「五老ヶ滝」、実は「通潤橋の下を流れている川」なんだそうです。
「通潤橋」の近くにある、というより「通潤橋」の下を流れる川がこの「五老ヶ滝」になるんです。これには驚きました。あの穏やかな川がこんなにも轟音を響かせる滝になるとは。「通潤橋」と一緒に楽しんで貰えたらと思います。
まとめ
「ひとり旅」で行ってほしい熊本県の観光スポットを紹介しました。
「ひとり旅」に出たい時というのは誰しも訪れると思います。理由は様々、仕事・勉強・人間関係などなど。そんな時は、人が少なく自然の多い場所に「ひとり旅」に出てみてはいかがでしょう?