「本」が読みたくなる観光スポット。本に浸る休日を過ごしてみてはいかがでしょう?

本が読みたくなる観光スポット 観光スポット

最近「本」を読んでいますか?

私は30歳を過ぎ「読書」の素晴らしさに気づきました。ほとんど本を読んでこなかった私が1年間で100冊ほどの本を読む程になり、今まで旅行という写真を撮ることが目的だったのですが、読書をする様になり行きたい観光スポットも変わってきました。

そこで、この記事では実際に行ってよかった「本が読みたくなる」観光スポットを紹介します。

  • 読書をしたくなる心地良い場所
  • その場所に関する「本」を読みたくなる場所

この2つの観点でまとめています。ぜひ読書に浸る休日をお過ごしください。

管理人
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旅行の参考になればと思います!

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「本」が読みたくなる観光スポット

①【大分県】ゆふいん文学の森

ゆふいん文学の森

ゆふいん文学の森」は、大分県由布市湯布院町にあるカフェ&観光スポットです。「ゆふいん文学の森」の建物は、かつて東京にあった「碧雲荘」を移築したものだそうですが、実はこの2階の奥の部屋には文豪である「太宰治」が暮らしていたのだそうです。遠路はるばる、この大分県の湯布院町に運ばれてきなんて信じられないです。

1階は「本の読める喫茶室」、2階は「読書スペース」。初めて行った時に、なんて素晴らしい場所なのだと感動しました。懐かしくなる部屋の雰囲気。こだわり抜かれた家具や食器。美味しいコーヒーにスイーツ。そして読書スペース。本好きならば好きにならない人はいないと思います。ずっと本を読んでいたくなる場所です。良い機会だと思い、私はここで初めて太宰治の作品を読みました。

②【佐賀県】和多屋別荘

和多屋別荘

和多屋別荘」は佐賀県嬉野市にある温泉旅館です。日本3大美肌の湯とも称される温泉だけでなく、「嬉野茶」を楽しめる「副島園の茶寮カウンター」や「副島園 the BAR」もあります。

そして嬉しいことに旅館には珍しく読書のできる書店(約1万冊)もあるのです。旅行先で「読書」というと昔の私では考えられませんでしたが、今の私には至福の時間を過ごせる場所です。

「茶寮カウンター」では、目の前でお茶を作ってくれます。この体験は貴重なものでした。ここだけ時が止まったような落ち着いた時間を過ごせました。夜には「茶寮カウンター」とは別の場所に「副島園 the BAR」がOPENします。ここで頂けるのが嬉野ならではの「茶ビール」。ビールに嬉野茶を加える贅沢な飲み物です。他ではなかなか味わえない逸品です。

③【佐賀県】北山キャンプ場

北山キャンプ場 Dエリア テラスサイト

北山キャンプ場」は、佐賀市富士町に2023年10月にリニューアルオープンしたキャンプ場です。5つあるエリアはそれぞれ特徴があり、初心者から玄人キャンパーまで楽しめる様に工夫されています。

キャンプ道具のレンタルや直火が可能なエリアもあるので「まだ道具を揃えられていない…」という初心者の方も、直火を楽しみたいという玄人キャンパーの方もどちらも楽しめるキャンプ場です。

私はこのキャンプ場で、念願であった「自然の中での読書」を味わいました。

自然に囲まれた場所での読書。聞こえてくるのは木々の揺れる音に鳥の声。何にも邪魔されない場所での読書の心地良さは他では味わえない体験でした。

④【熊本県】鳥の小塚公園

鳥の小塚公園

鳥の小塚公園」は、熊本県南阿蘇村にあり、南阿蘇村と阿蘇山を一望できる展望所のある公園です。展望所から見る阿蘇山の景色はとても美しく、景色を見ているだけで晴れやかな気分になっていきます。

「鳥の小塚公園」の見どころ

公園のベンチからのんびり景色を眺めていると、とても気持ちが良くあっという間に時間が過ぎてしまいます。公園の入り口にある「鳥と猫」というお店で、コーヒーやカフェオレなども販売されていて、のんびり景色を眺められる場所です。時間があまり無い時に行くと予定が狂うかも?

⑤【山口県】松下村塾

松下村塾

松下村塾」は、幕末の志士「吉田松陰」の私塾で、明治時代を作ってきた多くの志士達を輩出したことで有名です。建物が現存していて「世界遺産」にも登録されています。塾生には初代内閣総理大臣「伊藤博文」を始め、明治維新で活躍した歴史上人物を数多く輩出しています。実際に吉田松陰たちが研鑽を積んだ部屋を見ることもできる貴重な場所です。

幕末の混乱の世の中で日本のことを考えた若者たちがここにいたと思うと「自分も頑張らなくては。」と思えてきます。吉田松陰が亡くなったのは「29歳」だそうです。研鑽を積んでいたという部屋と対峙すると「いま自分には何ができるのか?何をすべきなのか?」と問われている様な気がします。

すぐに司馬遼太郎の『世に棲む日々』(文春文庫)を購入しました。

「吉田松陰」、そして「高杉晋作」を中心とした物語、文庫本だと全4巻です。

⑥【大分県】進撃の巨人像

進撃の巨人像

進撃の巨人像」は、日田市に2020年に完成した新観光スポットです。「進撃の巨人」とは、「別冊少年マガジン(講談社)」で連載していた(2021年4月まで)の漫画で、なぜ大分県日田市に銅像が建てられたかと言うと、原作者である「諌山先生」の故郷だからなんです。

この銅像の面白いところが「大山ダム」を向くように建てられていることです。これは作中に出てくる「人間を巨人から守る壁”ウォールマリア”」に見たてているんです。つまりあのダムの上から巨人の顔が。。。ダムを目の前にすると、主人公たちと同じ「絶望」を味わえます。

ここに行くともう一度『進撃の巨人』を読み返したくなります。銅像のシーンは話の初期の方なので、またここからエレンたちと同じ物語を歩みたくなってきます。

まとめ

本を読みたくなる」観光スポットを紹介しました。

本が読みたくてその場所に行くのか。その場所に行ったから本を読みたくなるのか。忙しい日常を忘れて、本に浸る休みを送ってみるのはいかがでしょう?

管理人
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良い旅を!
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