九州の魅力的な「橋」のある観光スポット。橋の持つ意味はそれぞれ。渡ってもよし。眺めても良し。

九州の魅力的な橋のある観光スポット 九州

九州には様々な橋がある。

海の上を渡り島と島とを繋ぐ橋。
川を渡る橋。
反対側へと水を運ぶ橋。
江戸時代に造られた橋。
近代的な橋。
渡るのが楽しい橋。
観て楽しい橋。

その橋の持つ意味はそれぞれ。

そこで、この記事では実際に行ってよかった九州の「魅力的な橋」のある観光スポットをまとめてみました。

管理人
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旅行の参考になればと思います!

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魅力的な「橋」のある観光スポット

1.通潤橋〔熊本県山都町〕

通潤橋

通潤橋」は熊本県山都町を代表する観光スポットです。江戸時代に造られた石造のアーチ橋で、橋の中央付近から水が一気に「放水」される様子が魅力的です。2023年には「国宝」に指定されました。

想像以上に大きく高さは20mもあるそうです。江戸時代からここにあるのが信じられないです。どうやって造ったのか、その技術力に驚きます。この「通潤橋」は放水が見どころのひとつではありますが、これが生活の為に造られ、江戸時代から現代まで脈々と受け継がれていることに感動を覚えます。

2.鮎の瀬大橋〔熊本県山都町〕

鮎の瀬大橋

鮎の瀬大橋」は熊本県山都町にあります。同じ山都町の観光スポット「通潤橋」から車で10分の場所にある観光スポットです。橋を眺められる展望台があり、そこから観る「鮎の瀬大橋」の迫力に圧倒されます。大自然の中に現れる近代的な橋が魅力的です。

「鮎の瀬大橋」の見どころ

行ってみて驚いたのが橋のある場所。写真で見た以上に山が深い場所にあって、近代的な橋の見た目とその自然のアンバランス感が魅力的です。大きく立派な橋なので全体が写真に収まらない程でした。

3.二俣橋〔熊本県美里町〕

二俣橋のハート

二俣橋」は、熊本県美里町にある江戸時代に造られた橋です。見どころは川の分岐点にある「兄弟橋」だということ、そして10月から2月までの期間限定で「ハートマーク」が見られることです。

橋のアーチ部に光が当たりハートマークを作り出しています。私が訪れたのは10月の11時頃。綺麗な形のハートマークが観られたのは30分ほどだけです。期間限定、しかも時間限定のハートマークをぜひお見逃しなく。

4.霊台橋〔熊本県美里町〕

霊台橋

霊台橋」は熊本県美里町を流れる緑川の最大の難所である「船津峡」に架けられた橋です。なんと江戸時代に造られた石橋で日本一大きな単一のアーチ橋なんだそうです。1966年(昭和41年)に隣に橋が作られるまではバスやトラックなども走っていたそうです。

江戸時代に造られた橋と言っても現代ではコンクリートで舗装されてしまったものなども多いのですが、この「霊台橋」は舗装がされていません。土に少しの砂利が混ざっていて建築当時の雰囲気が伺えます。橋の上からは人工物もほとんど見えないので過去に戻ったような空気を味わえます。

5.耶馬渓橋〔大分県中津市〕

耶馬渓橋

耶馬渓橋」は大分県中津市耶馬渓にある大正12年に造られた8連石造アーチ橋です。日本で唯一の「8連石造アーチ橋」なのだそうで日本最長の石像アーチ橋でもあるそうです。同じ耶馬渓にある2つの橋「羅漢寺橋・馬溪橋」と合わせて「耶馬渓三橋」とも呼ばれています。

耶馬渓橋を見て驚いたのはその長さ。石橋というと「めがね橋」の様なアーチが2つほどの橋を想像しますが「耶馬渓橋」のアーチの数は「8つ」。遠目から見ると石造の橋だとはわからない程の長さです。橋を歩いて渡ったときの雰囲気も良くて、造られた当時(大正時代)の橋の上を歩いている気分になります。

6.馬溪橋〔大分県中津市〕

馬溪橋

馬溪橋」は、大分県中津市耶馬渓にある大正12年に造られた5連石造アーチ橋です。駐車場や遊歩道が綺麗に整備されていて、橋の上を渡ることも橋の下から観ることもできます。

「馬溪橋」の見どころ

この橋の周りの空気感が好きで、この橋を散歩しながら「立留りの景」を眺めるのがお気に入りです。夕方近くになり横から日が差してくる様子がまた綺麗で、橋の周りが輝いているような印象があります。

橋の渡った先には「平田城跡」があり、ここには戦国時代の黒田官兵衛の重臣「栗山善助くりやまぜんすけ」が築いた石垣が今でも残っていて、歴史好きには嬉しい観光スポットになっています。

7.念仏橋〔大分県中津市〕

念仏橋」は大分県中津市山国町の観光スポット「猿飛千壺峡」にあります。「猿飛千壺峡」は、溶岩が長い年月をかけて造られた「甌穴群」、その下流にある「魔林峡」、そしてその峡谷に架かる昭和3年の「念仏橋」が見どころです。

ごつごつした岩が連なる「甌穴群」の隣の遊歩道を「魔林峡」の方へ歩いていくと右手に「念仏橋」が見えてきます。橋の欄干や壁石の部分にまで木の蔦が伸びてきていて、一見橋とは思えない姿をしています。秋になると念仏橋の、というか猿飛千壺峡の至るところに紅葉があり、彩られた猿飛千壺峡の景色に見惚れてしまいます。

8.平戸大橋〔長崎県平戸島〕

平戸公園 平戸大橋

平戸大橋」は九州本土から長崎県平戸島に渡る橋です。真っ赤な色が特徴的で今まで紹介してきた橋の中では群を抜いて大きいです。平戸島へ渡ってすぐの場所にある「平戸公園」には橋を間近に観られる展望台もあります。

展望台から「平戸大橋」を観るとその大きさに圧倒されます。橋を渡る車、橋の下を通る船が小さく見え、さらに橋の大きさを際立たせています。青い海、青い空に映える真っ赤な橋の姿は堪らないものがあります。

9.生月大橋〔長崎県生月市〕

道の駅「生月大橋」

道の駅「生月大橋」は長崎県平戸市にある生月島の入口にある道の駅です。道の駅の駐車場に車を停めると目の前に広がるのは青い海、そして青い橋。奥に見えるのは「平戸島」です。

「生月大橋」のほぼ真下まで近づいてみると、もの凄く迫力を感じます。島と島とを繋ぐその力強さというか誇りの様なものを感じられる気がします。平戸島と繋がることで九州の本土とも繋がることになり、この橋ができた喜びは計り知れなかったのではと思いました。

10.西海橋公園〔長崎県西海市/佐世保市〕

西海の丘の展望台

西海橋公園」は、長崎県の西海市と佐世保市に跨る公園です。上の写真の右側が「西海市」で、左側が「佐世保市」になります。「西海橋公園」の見どころは「西海橋」と「新西海橋」。そして、その下で観ることのできる「うず潮」です。

「西海橋公園」の見どころ

「うず潮」というと、四国の徳島県の鳴門海峡が有名です。というより四国の徳島県以外でも「うず潮」が見られるとは知らず驚きました。新旧2つの橋が並んでいる光景も魅力的で、2つの橋を結ぶ「ウォーキングデッキ」や、新西海橋の下の散策が気持ち良かったです。

11.道の駅「鷹ら島」〔長崎県松浦市〕

道の駅「鷹ら島」

道の駅「鷹ら島」は長崎県松浦市にある道の駅です。佐賀県唐津市から「鷹島肥前大橋」を渡って行きます。道の駅からはこの橋を眺めることができ、食事処「まつばら」では名物の海鮮丼「魚島来おとこめし」や「本マグロ丼」などが頂けます。

あまり知らなかった場所なのですが「鷹島肥前大橋」の美しさには驚きました。車で渡っていると爽やかな空気を感じられ、道の駅から見る橋のなんと美しいことか。何かのCMなのではと思う程に綺麗な景色でした。

まとめ

実際に行ってよかった九州の「魅力的な橋」のある観光スポットを紹介しました。

渡るのが楽しい橋もあれば観て楽しい橋もあり、渡るのは人だけでなく、車や電車、そして水までも。様々な楽しみができるのが魅力的です。ぜひ橋を求めて旅行してみてはいかがでしょう?

管理人
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良い旅を!
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