「展望台」から見える景色は、普段の生活では見ることのできない「非日常」を味わわせてくれます。
見たことのない綺麗な景色や珍しい景色を眺めたり、はたまた自分の住んでいる街を俯瞰して眺めてみたり、様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
この記事では、実際に行ってよかった長崎県の「展望台」のある観光スポットを紹介します。
長崎県の「展望台」のある観光スポット
1.九十九島八景〔佐世保市〕
「九十九島八景」は、佐世保の名所である「九十九島」を眺められる展望スポットの総称です。全部で8か所の展望スポットがあり、それぞれ違う九十九島の景色を眺めることができます。
実際に行った場所のうち「弓張岳展望台」が最も高い場所にあり、そこからは九十九島だけでなく佐世保の街も一望できました。逆に「展海峰」と「船越展望台」は、低い場所にあるので海に近く、九十九島が間近に見られます。同じ「九十九島」を見ていても、それぞれに違う良さがあるのが面白いです。
2.西海橋公園〔佐世保市〕
「西海橋公園」は、西海市と佐世保市に跨る公園です。上の写真の右側が「西海市」で、左側が「佐世保市」になります。「西海橋公園」の見どころは「西海橋」と「新西海橋」。そして、その下で観ることのできる「うず潮」です。
「うず潮」というと、四国の徳島県の鳴門海峡が有名です。というより四国の徳島県以外でも「うず潮」が見られるとは知らず驚きました。新旧2つの橋が並んでいる光景も魅力的で、2つの橋を結ぶ「ウォーキングデッキ」や、新西海橋の下の散策が気持ち良かったです。
3.鯛の鼻自然公園〔平戸島〕
「鯛の鼻自然公園」は、平戸島にあります。展望台からは「平戸の海」や「生月島」を一望できます。天気の良い日は「五島列島」まで見ることができるそうです。
公園までの道のりは狭く、行き違い(離合)が難しい場所もありますが、展望台からの景色を見た時の感動は素晴らしいものがあります。日常では見ることのできない素晴らしい景色。何も考えずにただただこの景色を眺めていたい、と強く思いました。
4.崎方公園〔平戸島〕
「崎方公園」は、平戸の城下町を一望できる公園です。城下町から歩いて10分程の場所にあり、城下町を一望できる展望台があります。ここから見える平戸の城下町は、当時の面影を残した建物が多く、まるで過去の世界に戻ってしまった様な景色です。
個人的に平戸の観光スポットの中でも好きな場所で、ここから「平戸城(同じ高さに見える)」と、平戸の海、そして城下町を眺められる景色が堪らなく好きです。ここにいると江戸時代に時間旅行をしている気分になります。歴史好きには特に行ってほしい場所です。
5.大バエ灯台〔生月島〕
「大バエ灯台」は、生月島の最北端にある灯台です。生月島は平戸島から「生月大橋」を渡った先にあります。そして大バエ灯台があるのは、生月島の最北端です。「大バエ灯台」には、階段があり展望台へ登れるようになっています。
ここから見る長崎の海は、遮るものがなく、どこまで続くのだろうという水平線が綺麗に見えます。そして実はこの灯台は断崖絶壁にあるので、高所恐怖症の人(私がそうですが)は展望台に登ると、若干の恐怖を覚えるかもしれません。ただその恐怖を打ち消すほどの景色を見られるので、ぜひ登ってみてほしいです。
まとめ
長崎県の「展望台」のある観光スポット。
佐世保の九十九島や、平戸島からの生月島の風景、平戸の城下町の街並みなど、長崎らしく海と歴史を楽しめる場所が多い印象です。
展望台から眺める景色は、日常であるにも関わらず非日常な体験をさせてくれることも多く、観光スポットを探すときはついつい展望台のある場所を探してしまいます。
皆さんも好きな展望台を見つけてみてください。