【九州】車で行ける「滝」のある観光スポット。駐車場から10分で味わう自然の美しさ。

九州にある「車で行ける滝」 九州

「滝」と聞けば、多くの人が自然の深い秘境を思い浮かべるかもしれません。しかし、実は車を停めてすぐに滝に出会える、手軽に訪れられる「滝」も存在します。

この記事では、九州の車で行ける「滝」のある観光スポットを紹介します。駐車場から徒歩10分で観られる「滝」をまとめました。

管理人
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旅行の参考になればと思います!

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【九州】車で行ける「滝」のある観光スポット

①【大分県】慈恩の滝

道の駅慈恩の滝くす

駐車場から歩いて「1分」。

慈恩じおんの滝くす」は、大分県玖珠町にある滝です。道の駅が併設しているので駐車場から徒歩1分の場所にあります。2段に分かれている滝で、滝の裏に行くことができる珍しい滝です。(※2024年2月時点では通行止めでした)

道の駅「慈恩の滝くす」の見どころ

国道210号線沿いにある道の駅で、個人的にはよく通るなじみ深い場所です。国道を車で走っていても見えるのですが、滝の目の前まで行くと、想像以上の大きさに驚きます。よく見ると、後ろの方にも滝があり、2段になっていて、かなり大きな滝であることが分かります。

②【大分県】桜滝

桜滝

駐車場から歩いて「5分」。

桜滝」は、大分県日田市天瀬町の天ケ瀬温泉にある滝です。天ケ瀬の温泉街から歩いて行ける滝で、幅の広い真っすぐに落ちる滝が美しいです。滝の飛沫が「桜の花」の様に見えることから「桜滝」と呼ばれているそうです。

天ケ瀬駅前の駐車場から5分ほどの場所にあるとは思えないほどに、迫力のある滝です。水量は多くないのですが、崖の圧迫感をもの凄く感じます。

③【大分県】原尻の滝

原尻の滝

駐車場から歩いて「1分」。

原尻の滝」は、大分県豊後大野市緒方町にある滝です。道の駅が併設されていて駐車場から滝の方へ向かうと、突然滝が現れて驚きます。別名「東洋のナイアガラ」とも呼ばれていて、横幅120m、高さ20mもあるそうです。

滝を正面から見る為の吊り橋があります。幅が狭く、吊っているロープが見えなので、体感での怖さはなかなかのものです。ただこの吊り橋からは「原尻の滝」の全景が観られるので高所恐怖症の方でも、ぜひともこの吊り橋から滝を観てみてほしいです。

④【大分県】黄牛の滝

黄牛の滝

駐車場から歩いて「10分」。

黄牛あめうしの滝」は、大分県竹田市にあります。大分県民でもなかなか知らない穴場の場所です。のどかな田園風景から歩いて10分。神秘的な滝までの道のりが心を癒してくれます。まるでファンタジーの世界に迷い込んだような雰囲気で、最後には迫力のある滝が待っています。

この滝は事前情報が無いとたどり着けない場所です。たまたま見つけられるという場所になく、駐車場から歩いている間も本当に滝があるのかと疑わしくなるほどです。ただそのおかげで滝に着いた時の感動は大きいものになります。駐車場から10分なのですが秘境に来たような気分です。

⑤【熊本県】鍋ヶ滝

鍋ヶ滝

駐車場から歩いて「5分」。

鍋ヶ滝」は、熊本県阿蘇郡の小国町にある観光スポットです。カーテンの様に落ちていく滝が魅力的です。落ちていく滝は、ずっと見ていられるほどに美しいです。そして、もう1つの魅力が「滝の裏に行ける」ということ。

滝の裏側は洞窟のようになっていて、ものすごくひんやりとしています。天井は湿っていて、地面には水が溜まっています。ただ顔を挙げると「滝の裏側」という、他の場所では見ることのできない特別な景色を楽しめます。

⑥【熊本県】五老ヶ滝

五老ヶ滝の吊り橋

駐車場から歩いて「3分」。

五老ヶ滝」は、熊本県山都町にある落差が約50mもある迫力のある滝です。有名観光スポットである「通潤橋」から車で2,3分の場所にあります。

五老ヶ滝を正面から楽しめる「木製の吊り橋」があります。柱も床も木製。ちゃんと鉄製のロープで吊ってはいますが、高所恐怖症の私からしたらその見た目だけでも恐怖を感じます。橋の高さも下を覗き込めない程あり滝をゆっくり楽しみたいのですが、そんな余裕は全然ありませんでした。

ちなみに、この滝には驚きの事実が。この「五老ヶ滝」、実は「通潤橋の下を流れている川」なんだそうです。「通潤橋」の近くにある、というより「通潤橋」の下を流れる川がこの「五老ヶ滝」になるんです。これには驚きました。あの穏やかな川がこんなにも轟音を響かせる滝になるとは。「通潤橋」と一緒に楽しんで貰えたらと思います。

⑦【佐賀県】見帰りの滝

見帰りの滝

駐車場から歩いて「5分」。

見帰りの滝」は、佐賀県唐津市相知町にある滝の観光スポットです。2段になっている落差のある大きな滝を正面に橋の上から、目の前の滝つぼから眺めることができます。6月には「あじさい祭り」も開催され「あじさい」と「滝」の共演が魅力的です。

駐車場から滝まで続く遊歩道は自然に囲まれていて、ただ歩くだけでも心が癒されていきます。6月には「あじさい祭り」が開催されるので多くの人が訪れます。多くの人が苦手だな、という方は6月を避けて行くと良いと思います。

「あじさい」が咲いていなくても「見帰りの滝」はとても魅力的です。個人的には橋の上から見える、木々の間を落ちていく滝がお気に入りです。

⑧【佐賀県】観音の滝

観音の滝

駐車場から歩いて「5分」。

観音の滝」は、佐賀県唐津市にある”日本の滝100選”にも選ばれている滝です。上の写真を見ると秘境の様な場所に見えるかもしれませんが駐車場から5分でこの景色です。有難いことに展望所も遊歩道も駐車場も綺麗に整備されているので気軽に自然を堪能できます。

展望所からだと滝が遠く見えるのですが、目の前に迫ってくる川の迫力を楽しめます。しかも、この展望所の目の前でもう一段滝が落ちているのです。遠くに見えている滝にも近づくことができて、迫力のある滝も楽しめるのが魅力です。

個人的には滝壺から流れる川がとても好きで、透き通るほどに綺麗な水が不思議な形をした岩石を流れる様子がとても綺麗です。ぜひ近くで見てほしいです。

⑨【佐賀県】轟の滝

轟の滝

駐車場から歩いて「2分」。

轟の滝」は、佐賀県嬉野市の嬉野温泉のすぐ近くにある滝の観光スポットです。シーボルトの湯から車で5分、歩いて20分の場所にあります。3つの滝からできていて、なんと、数百万年前の火山活動によってできたそうです。

滝はあまり近くで観ることができず迫力は感じ辛いのですが、滝の上のほうへ行くと冷えて固まった溶岩を観ることができます。この溶岩がとても不思議な形をしていて思わず見入ってしまいました。自然にできたとは思えない幾何学的な形で、魚の鱗、というよりその力強さから龍の鱗のような雰囲気です。

⑩【宮崎県】関之尾の滝

関之尾滝

駐車場から歩いて「5分」。

関之尾の滝」は、宮崎県都城市にある観光スポットです。吊り橋から眺める「関之尾の滝」は圧巻で、滝の落ちる岩肌や、滝壺は見応えがあります。滝の上には天然記念物にも指定されている「関之尾甌穴」もあります。

迫力のある滝を目の前で観ることのできる吊り橋。というか橋の上からでないと近くで観られない。橋は揺れ、橋の床(と呼んでいいのか?)は網の様になっていて、橋の下を流れる川がしっかり見えます。ただ橋からでないと滝を良く観られない。高所恐怖症には辛い場所です。ただそれを忘れさせるほどに滝は迫力があり綺麗でした。

⑪【宮崎県】真名井の滝(高千穂峡)

高千穂峡

駐車場から歩いて「1分」。

真名井の滝」は、宮崎県高千穂町の高千穂峡にある滝です。駐車場の目の前にある滝で、そこからだと滝を上から観ることができます。滝の周辺は大きな柱のような柱状節理が観られ、阿蘇の火山活動の痕跡を観ることができます。

「真名井の滝」は、駐車場からは上から、遊歩道からは横から、そしてボートでは下から楽しめます。夜にはライトアップもされ、もともと幻想的な滝が、さらに幻想的な姿へと変貌します。

⑫【鹿児島県】曽木の滝

曾木の滝

駐車場から歩いて「5分」。

曽木の滝」は、鹿児島県伊佐市にある滝の観光スポットです。「曽木の滝」の魅力は、その規模の大きさ。横幅は120mもあるそうです。左、右、正面と、3つの滝から流れていて、目の前で1つの川となっていきます。

いままで多くの滝を観ましたが「曽木の滝」の水量と幅の広さには驚かされます。もう1つ、違う意味で驚かされたのは床が透明になっているスリルスポット。高所恐怖症の私が覗き込むと、足からスーッと冷たいものが上がってきて、体が固まってしまう程でした。

⑬【鹿児島県】丸尾滝

丸尾滝

駐車場から歩いて「1分」。

丸尾滝」は、鹿児島県霧島市の霧島温泉郷にある滝の観光スポットです。「丸尾滝」は、霧島温泉郷にあるだけあって、この滝にも「温泉」が混ざっているそうです。その影響で滝壺は青白くなっているそうです。

滝が降り注ぐ岩肌は「柱状節理」という独特の形状をしていて、その岩肌を伝って流れる水が途中でジグザグと方向を変える様子は、まるで白い稲妻のようで、その様子がとても印象に残っています。

⑭【福岡県】白糸の滝

白糸の滝

駐車場から歩いて「2分」。

白糸の滝」は、福岡県糸島市にある絶景観光スポットです。「白糸の滝」は、綺麗に静かに流れるのが魅力です。白糸の様に静かに流れる滝を、展望台からのんびりと楽しめます。豪快で水しぶきのかかる滝も良いですが、この「白糸の滝」はしとしとした雰囲気で心から涼しくなります。

滝のそばに整備された駐車場のおかげで、疲れを知らずにその姿を堪能できます。さらに、滝の美しさだけでなく「流しそうめん」や、清流が育んだ「やまめ」の味わい深い逸品を楽しむこともできます。

「白糸の滝」の魅力は、ただその姿を見るだけに留まらず、その場所ならではの食と共に、心も体も豊かにしてくれます。

まとめ

九州の車で行ける「」のある観光スポットを紹介しました。


美しい「滝」の魅力を味わうために、遠く離れた秘境を訪れる必要はありません。わずか駐車場から10分歩くだけで、その息をのむような景色に出会えるので、これほど有難いことはありません。

「滝」を観ていると、普段の忙しい日常を忘れられ、延々と落ちていく滝は心を安らかにしてくれます。

週末のドライブの目的地を「滝」にしてみるのはいかがでしょう?

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