大分県中津市の耶馬渓地域(本耶馬渓町・耶馬渓町・山国町)は、「一目八景」を始め、特に紅葉が有名な観光地です!
この記事では、本耶馬渓町にある「青の洞門」を紹介します!
「青の洞門」は、難所であった場所を安全に通れるようにする為に「禅海和尚」という方が手掘りで掘ったトンネル跡のことです!現在でも、その一部は残されていて、実際に見ることが出来ます!
「青の洞門」の掘られている「競秀峰」も絶景で見応えがあります!春には「ネモフィラ」も観ることが出来ます!
では!
実際に行ってきたので、紹介していきます!
「青の洞門」とは?

「青の洞門」は、大分県中津市本耶馬渓町にある観光スポットです!
名称 | 青の洞門(読み方:あおのどうもん) |
住所 | 〒871-0202 大分県中津市本耶馬渓町曽木 |
料金 | 無料 ※ネモフィラ畑への募金あり |
駐車場 | [無料] 約80台 |
トイレ | あり |
所要時間 | 約30分 |
「青の洞門」とは、江戸時代に「禅海和尚」という方が、難所であったこの場所に、安全な道を作る為に、手掘りで掘ったトンネルのことです!日本初の有料道路とも言われています!

残念ながら、手掘り跡は一部になってしまったそうですが、その跡を観ることが出来る観光スポットです!
「青の洞門」の見どころ!
①手掘り跡
最初の見どころは、一部に残る「手掘り跡」!駐車場から「禅海和尚」像を通りすぎて進んで行きます!

すると横断歩道があるので、ここを渡ります!

横断歩道を渡ると、左に降りていく階段があります!

ここを降りていくと「禅海和尚の手掘り洞門」があります!

ここが「手掘り洞門」です!

かなり狭い洞窟ですが、これを手で掘ったと思うと凄いですね!とても現代人が出来るとは思えません。

「手掘り洞門」を通り過ぎると、川側の歩道へ出ます!

ここから「青の洞門」へ歩道を通って行くことが出来ます!

②洞門
現在の洞門は明治40年に造られたそうでそうで、実際に江戸時代に掘った洞門は、あまり残っていないそうです。

歩道が綺麗に整備されていて有難いです!

洞門の中に入ると、異世界感があります!

手掘りの洞門も凄かったですが、この明治に完成した洞門も凄いですね!

そして川がとても綺麗です!散歩するのに気持ちのいい場所です!

時折見せるこの断崖絶壁も迫力があります!確かにこの断崖絶壁では、ここが難所になってしまうのも頷けます。

洞門を進んで行くと、下に降りる階段が現れます!実はここにも「手掘り」の跡が残っているんです!
③最初に明けたあかり窓
階段を下りて行くと、光の差し込む窓が2つ見えてきます!

この奥の方の「明かり」。

実はここが「最初に明けたあかり窓」なんだそうです!

ここが最初に明けた穴だと思うと感慨深いですね!今もここには明かりが差し込んでいます。

ここを通り過ぎると洞門の反対側へ到着です!こちら側には「青の洞門」の石碑があります!

ちなみにこの先、200m程進むと日本一長い石橋「耶馬渓橋」があります!
こちらもぜひ行ってみて下さい!駐車場もあります!
④車で通ることができる

ちなみに、この「青の洞門」は車で通ることが出来ます!

洞門内は一方通行になっていて、先程通ってきたこの信号の場所で「3分間」待つようになっています!片側通行の様なシステムです!
車で通ってみると、歩いて通った時とはまた違う体験ができますよ!ぜひ通ってみて下さい!
⑤橋から観る「競秀峰」が絶景!
最後に紹介するのは、この「青の洞門」を掘ってある「競秀峰」です!駐車場から階段を登ると橋があってここから観る「競秀峰」が最高に綺麗なんです!

どうでしょうか!この絶景!駐車場のすぐの場所でこの絶景を楽しめます!

橋を渡って行くと「競秀峰」の見える範囲が広がって行きます!

「競秀峰」の反対側も川が綺麗で、のんびり散歩するには最高のロケーションです!

橋を渡りきると、そこからも「競秀峰」を観ることが出来ます!

向かい側から見ても綺麗です!実はこの場所は、春になると「ネモフィラ」が咲き誇ります!
⑥春には「ネモフィラ」が咲き誇る!
4月になると、競秀峰の前に「ネモフィラ」が咲き誇ります!

「競秀峰」を望むようにネモフィラ畑が広がっています!歩道を挟んでネモフィラが植えられています!

行ったのは「2022年4月6日」で、開花状況はまばらで、満開の場所もあればあまり咲いてない場所もありました!満開の場所は固まっていたので、視線を低くして撮ると綺麗に写真を撮ることが出来ます!

どづでしょうか!ネモフィラの絨毯と、その向こうにそびえ立つ「競秀峰」!

さらに視線を落とすとネモフィラ越しに「青の洞門」が見えます!綺麗ですね!

もちろんネモフィラは近くで観ても綺麗です!

記念撮影用のスポットも用意されていました!

見頃は4月中旬から5月初旬にかけてだそうです!

ぜひ春の気持ちのいい季節に行ってみて下さい!
軽食・ランチ
①甘味処 禅海茶屋
駐車場には「甘味処 禅海茶屋」があります!

「禅海茶屋」では、うどんや大分名物「だんご汁」、スイーツも食べることが出来ます!
売店ではお土産やソフトクリームも売ってあります!その中で気になった「かぼすドリンク」を頂きました!
かぼすドリンク

大分県と言えば「かぼす」が有名です!その「かぼす」のジュースです!はちみつ入りなので甘くかぼすの味もしっかりするジュースです!ドライブのお供にぜひ!
②道の駅「耶馬トピア」

「青の洞門」のすぐ近くに道の駅「耶馬トピア」があります!レストランやカフェテイクアウトがあるのですが、おすすめはこの「そばん子まんじゅう」!
そばん子まんじゅう

肉まん位の大きさで、蕎麦が練りこまれた饅頭です!ドライブのお供にぜひ!
アクセス
大分駅から高速で約1時間15分、下道だと約1時間45分で行くことが出来ます!
福岡県の博多駅から高速だと約2時間、下道だと約3時間で行くことが出来ます!
「青の洞門」と同じ耶馬渓にある「一目八景」までのアクセスについて、こちらに詳しくまとめています!よかったら参考にしてください!
駐車場
①甘味処「禅海茶屋」前
青の洞門には、無料駐車場が整備されています!「甘味処 禅海茶屋」の両側に駐車場はあります!
「青の洞門」に近い方は、この看板が目印です!

約40台停めることのできる広さです!

「青の洞門」から遠い方は、この看板が目印です!

こちらは約20台停められるスペースと大型バス用の駐車場があります!

②ネモフィラ側(旧レストハウス洞門)

ネモフィラ側(旧レストハウス洞門)にも駐車場があります!
ここには50台以上駐車することが出来ます!

こちらに停めると目の前がネモフィラ畑なので、おすすめです!
トイレ
トイレは甘味処「禅海茶屋」側の駐車場の向かい側にあります!

まとめ

いかがでしたでしょうか!
大分県中津市本耶馬渓町にある「青の洞門」を紹介しました!
「禅海和尚」が作った手掘りの洞門、今では一部のみになっていますが見応えがあります!歩道も駐車場も綺麗に整備されているので、アクセスしやすい観光スポットです!
「青の洞門」を掘ってある「競秀峰」も絶景です!春のネモフィラも綺麗なので、ぜひ行ってみて下さい!
良い旅を!