この記事では、大分県日田市大山町の「進撃の巨人像」を紹介します。
「進撃の巨人」は、2009年から「別冊少年マガジン(講談社)」で連載されていた漫画で、2020年、連載が最終回に向けて盛り上がっている時に、原作者の地元である「大分県日田市大山町」に「進撃の巨人像」が建てられました。
▼進撃の日田まちおこし協議会
しかも像が建てられたのは「大山ダム」。進撃の巨人を読んだことがある人なら、ぜひとも行きたくなると思います。
「進撃の巨人像」とは?
「進撃の巨人像」は、大分県日田市大山町に2020年に完成した銅像で、日田市の新観光スポットになっています。
名称 | 進撃の巨人像 |
住所 | 〒877-0201 大分県日田市大山町西大山2991 |
料金 | 無料 |
駐車場 | [無料] 約30台 |
所要時間 | 30分 |
諌山先生の出身地である日田に恩返しをする為、クラウドファンディングによって集められた資金によって作られたそうです。有難い限りです。
「自分が『進撃の巨人』を作るに至ったこの町に、何か恩返しができないものか」そんな原作者・諫山創氏の想いと共に、市民有志によって動き出したプロジェクト…それが『進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~』です
進撃の日田:https://shingeki-hita.com/
「進撃の巨人像」の見どころ
①エレン・ミカサ・アルミンの等身大の像
大山ダムに建てられた「進撃の巨人像」は「エレン」「ミカサ」「アルミン」の主人公3人。幼少期(大型の巨人が現れた時)の等身大で作られているそうです。この銅像の面白いのは「建てられている場所」。ただ銅像が建てられてるだけではありません。表情もポイントです。
②建てられた場所が面白い
「進撃の巨人像」が建てられた場所は、なんと「ダム」なんです。「大山ダム」という2011年に完成したダムです。この目の前に建てられているんです。
見て下さい!この銅像の建てられている場所と向き。ここから観ると「大山ダム」が、あの「ウォールマリア」に見えませんか?
この銅像は、大山ダムを作中に出てくる人類を巨人から守る壁「ウォールマリア」に見立てて建てられているんです。第1話で超大型巨人が破壊した「あの壁」です。今にもダムの上から「超大型巨人」が顔を出してきそうな雰囲気です。
エレン達の目線からダムを見上げると絶望感を味わえます。目の前に大きな壁があるというのは、こんな感覚なのかと。そして、そこから巨人の頭が出てくるという絶望。
エレン達が、この表情になるのもわかります。あそこから巨人が顔を出すと思うと「絶望感」しか感じません。エレン達の気持ちを味わうと、より一層「進撃の巨人」を楽しめると思います。
③アプリでAR体験
「進撃の巨人 in HITA」というアプリを使うと、さらに「大山ダム」を楽しめます。スマホにこのアプリを落として「ARモード」を使ってダムを見てみると…
続きは現地でお楽しみください!
▼アプリのダウンロードはこちらから!
④大山ダムの上にも行ってみました!
せっかくなので、大山ダムの上にも行ってみました。大山ダムの上に行くと、さらにその規模に驚かされます。大量に貯められた水によるダム湖がとても綺麗です。
ダムの下の方を覗いてみると「進撃の巨人像」はほぼ見えないです。ダムが高すぎて、人が見えない程です。単純にこんなに大きな建造物を間近で見ることは少ないので非日常を感じます。
超大型巨人から見ると、こんな感じの光景なんでしょうか?壁の上から街を見るとこんな感じなんでしょうか?「進撃の巨人像」があることで、想像力が増して楽しいです。
⑤道の駅「おおやま」には「進撃の巨人ミュージアム」
「進撃の巨人像」から車で7分の場所にある「道の駅おおやま」に、2021年3月27日に「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」が完成しました。
進撃の巨人の原画や諌山先生のインタビューなどが楽しめます。しかもなんと入場は無料です。ぜひ「進撃の巨人像」に行くときは行ってみてください。
アクセス
博多駅からは、高速道路を利用すると1時間30分程で行くことができます。
看板に沿って行くとわかりやすい!
日田の方から阿蘇の方に向かって、国道212号線を走っていると「進撃の巨人」の看板が見えてきます。ダム下の駐車場まで、この看板が案内してくれます。
県道9号線に入った後、ダムの下の駐車場に行くには、この下の看板の場所を左折すると行くことができます。
看板を見落とさない様にお気を付けください。
駐車場
ダム下の駐車場がおすすめ
「進撃の巨人像」はダムの下にあるので、ダムの下にある駐車場がおすすめです。
GoogleMapで「大山ダム駐車場」と検索すると表示されると思います。
駐車場には線が引かれてないのですが、広いスペースがあるので「30台」程は、停められるかと思います。
管理所の駐車場からは降りられない
「ダム上」にある「大山ダム管理所」駐車場は、整備されていて、20台程停められるようになっています。バス用の長い駐車場もあります。
ただ残念ながら、ここから「進撃の巨人像」を見に降りていくことができません。
歩いて行くには、結局、車で行く道を渡って、下まで降り行かないと行けないので、「進撃の巨人像」を観に行く場合は、ダム下の駐車場に停めることをおすすめします。ただ、ここはウォーキングマップもあるので、健康の為に、ここに停めて歩いて行くのもいいかもしれませんね。
まとめ
大分県日田市大山町の大山ダムに新しくできた「進撃の巨人像」を紹介しました。
原作者である「諫山創先生」の故郷である大分県日田市大山町にクラウドファンディングにより建てられました。大山ダムを「ウォールマリア」に見立てる仕掛けは「進撃の巨人」ファンを大いに喜ばせます。
ダムを見上げると主人公たちと同じ絶望感を味わえ、より「進撃の巨人」を楽しめます。
「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」のある道の駅「おおやま」にも、ぜひ行ってみてください。