「森町」は、大分県玖珠町にある城下町です!
日本のアンデルセンと呼ばれた「久留島武彦」の出身地であり、城下町にはレトロな街並みが残るだけでなく、桃太郎や浦島太郎などの童話の像もあります。
建物の隙間からは、不思議な形をした「大岩扇山」も見え、歴史や文化だけでなく、自然も感じられる観光スポットです!
城下町「森町」とは?
「森町」は、大分県玖珠町にある城下町です!
名称 | 城下町「森町」 |
住所 | 〒879-4404 大分県玖珠郡玖珠町森 |
駐車場 | [無料] 約10台 |
所要時間 | 約30分 |
玖珠ICから車で3分の場所にあります。
城下町「森町」の魅力
①日本一小さな城下町
森町の城下町は、「日本一小さな城下町」と言われています。角牟礼城跡にある展望台から見るとこんな感じです。眼下にある街が「森町」です!
よく見てみると街の中央を一本の道が通っているのが分かると思います。この通りに、レトロな街並みが今なお残っています。
②レトロな街並み
「森町」には、レトロな街並みが残っています。一歩足を踏み入れると、ノスタルジックな雰囲気が漂い、どこか懐かしさを感じます。
角牟礼城跡から見た中央の一本道がこの場所です。ちなみに車も通る道なのでお気を付けください。
道沿いに建ち並ぶレトロな建物が魅力的です。上の建物は昔の郵便局だそうです。無機質な建物でなく、趣を感じます。
こちらは白壁造りの建物。城下町にお馴染みの建物です。白壁がとても美しく魅力的なのですが、個人的に気になるのは、2階部分のこの窓たち。
なんでしょう。このガラスではない、あまり見慣れない扉に惹かれてしまいます。
街を歩いていると建物の隙間から「大岩扇山」が見えていました。レトロな建物の後ろに、雄大な自然のある光景には、目を奪われてしまいます。
城下町の端にある三島公園からだと「大岩扇山」の全景を観ることができました。
ここから見ると「ギアナ高地」みたいな形をしていてかっこいいですね!このような形の山を「メサ(卓状台地)」と呼ぶそうです。
”メサ”とは、固さの違う地質が隣接してあると、柔らかい方が早く風化されてなくなり、固い地質部分が残る(※差別浸食)ことで作られた、”テーブル上の台地”のことです。
玖珠町観光協会
同じ玖珠町にある「伐株山」「万年山」も「メサ」なんだそうです。不思議な形です。
城下町のすぐ近くに見える山は「角牟礼城跡」のある「角埋山」です。こちらは尖った形をしています。
歩いていると、おそらく現役である円柱の郵便ポストにも出会い、過去の日本を見ているようで、趣を感じました。
③童話の像
玖珠町は「日本のアンデルセン」と呼ばれた「久留島武彦」の出身地であり、「童話の里」とも呼ばれています。
「日本のアンデルセン」と呼ばれた久留島武彦は、明治・大正・昭和の三代にわたって、人が人として共に生きていく上で、必要な教えを楽しいお話にのせて子どもたちに語り聞かせた教育者です。
久留島武彦記念館
その為、城下町にはいくつもの「童話の像」が建てられています!
道を歩いていると、次々と童話のキャラクターたちに出会えます。これは「浦島太郎」。
旧森郵便局前には「おに」がいました。
こちらは「一寸法師」。
竹から出てきた「かぐや姫」も。
城下町の入り口には、堂々とした「桃太郎」が。
そして「久留島武彦」像も。
レトロな街並みだけでなく、建物の隙間から見える「大岩扇山」や「角埋山」などの自然、童話の像などの文化も感じる城下町でした。
アクセス
大分駅から「森町」まで、高速道路を利用すると約1時間、下道だと1時間30分ほどで行くことができます。
博多駅から「森町」まで、高速道路を利用すると1時間20分ほど、下道だと2時間30分ほどで行くことができます。
駐車場
場所はここです!
10台ほど停められるスペースがあります。
利用時間は10時~16時だそうです。
まとめ
大分県玖珠町にある城下町「森町」を紹介しました!
日本のアンデルセンと呼ばれた「久留島武彦」の出身地であり、城下町にはレトロな街並みが残るだけでなく、童話の像もあり、懐かしさを感じる場所でした。
建物の隙間からは、不思議な形をした「大岩扇山」も見え、歴史や文化だけでなく、自然も感じられる観光スポットです!
ぜひ訪れてみてください!