ミラーレス初心者の皆さま!
ミラーレス一眼を買ったなら綺麗な花火の写真を撮りたくありませんか?
この記事では、初心者でもミラーレス一眼で花火を綺麗に撮る方法について紹介します!
結論
まず最初に、結論から述べます。忙しい人はここだけ見て下さい!
↓の設定とコツを参考にすれば、それなりに良い写真が撮れると思います!私が普段行っている設定です。

それでは、詳しい内容を説明していきます!
花火を綺麗に撮る方法!
①必要な道具
必要な道具は2つです!


2つともあるのが理想ですが、どうしても1つしか買えない場合は、三脚を買ってください! ただレリーズはAmazonとかで探すと、1000円位で売ってあるので、出来れば買った方がいいと思います!
三脚
三脚は花火撮影では必須アイテムです!
綺麗な花火を撮影するためには、シャッタースピードを「BULB」もしくは「数秒」に設定する必要があります。数秒間、カメラを動かさずに手で持つことは不可能に近いので、綺麗な花火の写真を撮る為には、三脚は必須になります!
レリーズ
レリーズとは、リモートでシャッターを切ることができるカメラアクセサリーです。なぜレリーズが必要なのかというと、直接シャッターを押すと、カメラがぶれてしまうからです。
手振れをさせない方法として「タイマーを2秒後にする」方法もあるのですが、花火の場合はタイミングが大事になるので、レリーズが便利です!レリーズがあれば簡単に手振れを起こすことなく撮影することができます!
②カメラの設定
画質モード
まず1番大事な設定は画質モードを「RAW」で撮影することです!
せっかくミラーレス一眼を買ったのに、「パソコンで現像なんてしないからjpegでいいかー」と思っている人いませんか?(というか私がそうだったんですが・・・(泣))
RAW画像とはjpegデータに圧縮する前の元データの事です。普段jpegで撮影をしている場合、カメラが自動的にjpegへ圧縮してしまっているのです。パソコンで現像するというのは、その自動で行っている処理を、自分ですることを言います!
特に花火などでは、後から「明るさ」「ホワイトバランス」を決めた方が、写真の出来栄えを大きく変えることができます!
撮影時に現像されたjpegと、RAWから自分で現像した写真の違いを載せておきます!
全然違うのではないかと思います!




ちなみに撮影は、SONY「α6000」です!
もちろん、撮影時に「RAWから自分で現像した写真」の様な設定で撮ることができればいいのですが、条件によって設定を変えるのは至難の業なので、後から現像する方がおすすめです!
「RAW」で撮影する!
ISO
ISOというのは、光を記録できる感度の事を言います!
イメージが付かないかもしれませんが、「ISO100」と「ISO3200」で撮影した場合、「ISO3200」で撮影した方が、弱い光を記録することができます!
花火撮影においてはISO感度は「100」固定!これ一択です!
ISO感度が高い方が、弱い光を記録できるのなら、
「常にISO12800位で撮ればいいんじゃね?」
って思いませんでしたか?
物事には、メリット・デメリットが存在します!ISO感度を高くすると、光を取り込みやすくなり、センサーが過度に反応しています安定せず、ちらつきが起こってしまいます。花火の場合は明るくなりすぎて真っ白に映ったりもします。
ISOは「100」固定!
シャッタースピード
シャッタースピードは「レリーズがある人」「レリーズがない人」で設定を変える必要があります!
レリーズがある人
「BULB」に設定してください!
「BULB」とはシャッターボタンを押している間だけ、シャッターが開き、シャッターボタンを離すと、シャッターが閉じる設定のことです!
花火が上がった瞬間にシャッターボタンを押して、終わったらシャッターボタンを離すと綺麗に撮影できます。
レリーズがない人
レリーズが無い場合は、花火の打ち上げ時間分のシャッタースピードを設定するのがおすすめです。花火の打ち上げと同時に撮影を開始し、散ると同時に終了したいので、大体「5~8秒」程で調整すると良いと思います。
レリーズあり:BULB
レリーズなし:5~8秒
F値
F値は「F11」が基本になります!
というか変えなくてもいい気はしますが、もしF11で撮った写真が明るいなーと思った場合は、少しずつ下げて撮影してみましょう!
「F11」が基本!
フォーカス
フォーカスは「マニュアル」設定がおすすめです!
花火は基本的に同じ距離の位置に上がるので、オートフォーカスにする必要がありません!逆に、オートフォーカスだと、シャッターボタンを押すたびに、フォーカスを合わせようとしてしまいうんです!そうすると、花火を認識できずフォーカスが合わない場合が出てきてしまいます。
基本的には一度フォーカスを合わせてしまえば大丈夫です!
「マニュアル」設定
③花火の撮り方のコツ
設定の次は、花火の取り方について説明します!上手にとるコツは 4つ です!
花火開始前にフォーカスを合わせておく
1つ目のコツは、
花火の上がるポイントと同じ距離位に建物があれば、それを目標としてフォーカスを合わせて下さい!もし何もない場合は、1発目の花火で合わせるようにしましょう!
花火の打ち上げと同時にシャッターボタンを押す
2つ目のコツは、
花火の打ち上げの「ボッ!」という音が聞こえたら、シャッターボタンを押しましょう!すると、上がっていく光も写真に収めることができます!

さらに、1つの花火だけでなく、2,3発連続であがる場合は、ずっとシャッターを押しっぱなしにして撮ると、連続した花火を1枚の写真に収めることも可能です!
花火が散り終わったと同時に、シャッターボタンを離す
3つ目のコツは、
中途半端なところでシャッターボタンを離してしますと、花火が途中で切れた変な写真になってしまいます。。。

コツは、花火が散り終わるまで我慢して待つことです。
ホワイトバランスは現像時に調整する
4つ目のコツは、
花火は1瞬1瞬が勝負です!チャンスは多い方が良いです!後から調整できるものは後ですれば問題ないです!


ただ「シャッタースピード」と「ISO」や「F値」「画角」などは後から変えることが出来ないので、そこはしっかり設定するようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
初心者向けにミラーレス一眼で花火を綺麗に撮る方法について紹介しました!
せっかくミラーレス一番を買ったら、花火の写真を綺麗に撮りたいですよね!この記事を参考にすると、今までのデジカメや携帯で撮った写真とは何倍も違う写真を撮ることができると思います!
ぜひ今年の夏は、一眼レフを持って花火大会へ行ってみて下さい!
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