熊本県「山都町(やまと)」は、熊本県の中心、阿蘇の南に位置する町です!
この記事では、 熊本県上益城郡山都町の「円形分水」を紹介します!
「円形分水」とは、笹原川の水を水田の面積に応じて配分する(分水)装置のことです!この記事で紹介する、小笹にある「円形分水」は、1956年(昭和31年)に造られていて、分水された水は、あの放水で有名な「通潤橋」へ流れているんです!
では!
実際に行ってきたので、紹介していきます!
「円形分水」とは?
「円形分水」は、熊本県山都町にある、笹原川の水を水田の面積に応じて配分する(分水)装置のことです!
名称 | 円形分水 |
住所 | 〒861-3788 熊本県上益城郡山都町小笹 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
駐車場 | [無料] 約11台 |
トイレ | あり |
所要時間 | 約15分 |
小笹にある「円形分水」は、1956年(昭和31年)に造られて、分水された水は、あの放水で有名な「通潤橋」へ流れているんです!
▼「通潤橋」についてはこちらから!
「円形分水」の見どころ!
①駐車場から円形分水まで
「円形分水」には、駐車場が綺麗に整備されていて、駐車場から「円形分水」までは、歩いて約200mです!
駐車場横から、この橋を渡って行きます!
この川が「笹原川」です!この川の水を引いて分水しています!
橋を渡ると水路が見えていきます!これが分水された水で、実は渡った橋の下にも、この水が流れています!
この水路を辿って行くと、建物が見えてきます!この裏に「円形分水」があります!
「円形分水」に到着です!
②円形分水の仕組みが凄い!
見て下さい!
これが「円形分水」です!
「円形分水」は、笹原川の水を水田の面積に応じて配分する(分水)仕組みになっています!建物の壁に説明が書かれています!
一体どうやって分水しているのか?
順を追って説明します!
目的は、この「笹原川」の水を水田の面積に合わせて分水することです!まずは「笹原川」の水を水路へ引き込みます!
そして、引き込んだ水をこのゴミ受けを通らせゴミを取り「円形分水」の下から湧き出すようにします!
湧き出た水は、この「仕切り壁」によって、分水されます!
↓つまりこういう事です!
「円形分水」の下から湧き出た水は、仕切りによって、約7割を「通潤橋」の方へ、約3割を「野尻地域」へと、分水しているんです!
これにより水田の面積の割合に合わせて、水を送ることが出来るんですね!頭良いです!
ここに行くまで「円形分水」というものを知らなかったのですが、凄いですね!機械を使わず、ただただ仕切りを付けるだけで、好きな割合で水を送ることができているんです!
③通潤橋へ水を流している!
約7割の水は、この水路を通って「通潤橋」へ流れていきます!
水路は道路の向こう側へと流れて行っています!
そしてこの水路が、「通潤橋」の上にある水路へと繋がっています!
↓ここです!
この水路が「円形分水」によって分けられた水で、この取入口から通潤橋を通り反対側の「白糸台地」へと送られます!
つまり、通潤橋で放水される水も、ここ「円形分水」で分けられた水だということです!
この「円形分水」を知ることで、さらに「通潤橋」を楽しむ事ができます!
「通潤橋」の公式サイトに、分かりやすい図があるので、ぜひ見てみて下さい!
ランチ・軽食
①道の駅「通潤橋」
「円形分水」から、車で10分!
「通潤橋」には、道の駅が併設していて、ここには「お食事処いしばし」があって、「物産館 虹の通潤館」では、矢部茶のソフトクリームが売ってあります!
ぜひ行ってみて下さい!
▼矢部茶のソフトクリームの感想を載せています!
アクセス
博多駅から「円形分水」まで、高速で約2時間、下道だと4時間程で行くことが出来ます!
「通潤橋」から「円形分水」までは車で約10分です。「通潤橋」までのアクセスはこちらの記事で詳しく説明しています。
駐車場
駐車場は、綺麗に整備されていて11台停めることが出来ます!
トイレ
駐車場には、トイレも設置されていて、安心して観光することが出来ます!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
熊本県上益城郡山都町の「円形分水」を紹介しました!
水田の面積の割合に応じて、分水する装置で、 1956年(昭和31年) に造られました!分水された水は「放水」で有名な「通潤橋」へと送られています!
「通潤橋」に行く時には、ぜひ行ってみて下さい!
良い旅を!
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