伊万里「大川内山」は、佐賀県伊万里市にある観光スポットです!
江戸時代から続く、「鍋島焼」の窯元が建ち並ぶ街で、窯元ごとに焼物が販売され、自分のお好みの焼物を探せるところが魅力です!
街並みは、まるで江戸時代から変わっていないような趣ある景色が残り、鍋島藩窯公園からは山間にある大川内山を一望できます!
伊万里「大川内山」とは?
伊万里「大川内山」は、佐賀県伊万里市にある観光スポットです!江戸時代から続く「鍋島焼」の窯元が建ち並び、自分の好きな鍋島焼を探せるところが魅力です!
名称 | 伊万里「大川内山」(読み方:おおかわちやま) |
住所 | 〒848-0025 佐賀県伊万里市大川内町 |
料金 | 無料 |
営業時間 | – |
駐車場 | [無料] 伊万里鍋島焼会館 駐車場:約30台 |
トイレ | あり |
所要時間 | 約1時間 |
伊万里「大川内山」の魅力
①伊万里鍋島焼
大川内山があるのは、佐賀県伊万里市。
伊万里市というと思い出されるのは「伊万里焼」ですが、「伊万里焼」とは、佐賀・長崎で焼かれた磁器の総称だそうで、ここ「大川内山」で焼かれたものは「鍋島焼」と呼ぶのだそうです。
江戸時代に肥前(佐賀・長崎県)で焼かれた磁器をひっくるめて伊万里焼と呼びます。伊万里津(港)から船で各地へ積みだされていったからです。
伊万里市公式サイト
「鍋島焼」は、江戸時代に朝廷や将軍家などに献上する高品位な焼物なのだそうで、高度な技術が他へ漏れない為に、昔は関所まであったそうです。
大川内山は江戸時代、佐賀藩(鍋島家)の御用窯(ごようがま)が置かれた地で、朝廷・将軍家・諸大名などへ献上する高品位な焼物が焼かれていました。これが今に伝わる「鍋島焼き」です。
秘窯の里「伊万里大川内山」公式サイト
公式サイトのマップを観てみると、現在でも多くの窯元がこの場所にあるということがわかります。
②歴史を感じる街並み
「伊万里鍋島焼会館」の駐車場から一歩出ると、その場所はまるで江戸時代を散策しているような景色です。
両脇に窯元が立ち並ぶ、車も通れないほどの道を歩いていくと、大きな煙突、そして大きく尖った部分が特徴の山が見えてきます。
それぞれの窯元では「鍋島焼」が実際に販売されています。
気軽に買える価格帯のものも、一生に一度しか観られない、生涯手に取ることはできないであろうものまで、多くの焼物が販売されています。
窯元ごとに特徴があるので、景色も楽しみながら自分の好みの焼物を探せるところに魅力を感じます。
江戸時代から続く、伝統・歴史・景観、どれを考えても感慨深いものがあります。
③鍋島藩窯公園
天神橋を渡った先にある階段から「鍋島藩窯公園」へ登って行くことができます!
階段を登っていくと、大川内山の街並みが段々と視界に入ってきます。
更に坂道を登って行くと、密集した家々がさらに現れていきます。
山に囲まれた場所に、これだけの家が密集していることに驚いていると、面白い場所に着きました。
ポケットエリア
この場所には、他では観られない独特のオブジェを観ることができます。
これです。
一瞬、なにがどうなっているのか理解が追い付かなかったのですが、焼物が埋め込まれたオブジェです。
さすがは焼物の町。
期待を裏切らない魅力を感じます。
展望台
さらに進むと「展望台」が見えてきます。
モザイクアートのような壁画のある階段を登ると、展望台に到着です。
公式サイトを観ると、昔は展望台があったようですが、2023年9月時点では、展望台は無くなっていました。
ただ、ここからは街中を歩きながら見えていた尖った部分が特徴的な山が目の前に見えます。
「大川内山」を、技術が漏れないように三方を険しい山に囲まれた場所に作られたということが、よくわかる場所です。
ランチ・軽食
「大川内山」には、レストランや喫茶店もあります。公式サイトに一覧があるので参考にしてください。
アクセス
佐賀駅から「大川内山」まで、高速で約1時間、下道だと1時間15分ほどで行くことができます。
博多駅から「大川内山」まで、高速で約1時間30分、下道だと2時間ほどで行くことができます。
駐車場
大川内山の入り口に、伊万里鍋島焼会館があり、ここに30台ほど停められる駐車場があります。
まとめ
佐賀県伊万里市にある伊万里「大川内山」を紹介しました!
江戸時代から続く、「鍋島焼」の窯元が建ち並ぶ街で、窯元ごとに焼物が販売され、自分の好みの焼物を探せるところに魅力があります。
焼物だけでなく、歴史を感じる街並み、鍋島藩窯公園から観る街並みも美しい場所です。
旅行の思い出に、鍋島焼をひとつ、家の一員に加えてみてはいかがでしょう?