この記事では、大分県大分市今市にある「今市石畳」を紹介します!
「今市石畳」は、江戸時代に参勤交代で使われた肥後街道沿いの宿場町に残る「石畳」です!あの熊本城を作った「加藤清正」や、「坂本龍馬」「勝海舟」も歩いた道だとされています!
そして春には道沿いに「しだれ桜」が咲き石畳を彩ります!
では!
実際に行ってきたので、紹介していきます!
「今市石畳」とは?
「今市石畳」は、大分県大分市今市にある観光スポットです!「今市」は、江戸時代の参勤交代道路の宿場町として栄え、現在でもその石畳が残っています!
名称 | 今市石畳 |
住所 | 〒870-1223 大分県大分市今市2563 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 24時間 |
駐車場 | [無料] 普通車:12台 身障者用:2台 |
トイレ | あり |
所要時間 | 約30分 |
「今市石畳」の見どころ!
①歴史を感じる石畳
「今市石畳」の最初の見どころは、もちろん「石畳」です!この今市は江戸時代に参勤交代道路の宿場町として栄え、現在でも石畳が残っています!
しかも、幅が2.1m、長さが660mも石畳が残っていて、これは全国的にも稀なことだそうで、県の指定史跡に指定されています!
江戸時代の参勤交代で使われた道だということは、あの熊本城を築城した「加藤清正」も通った場所なんです!さらに幕末には「坂本龍馬」や「勝海舟」も長崎に行く時に、ここを通ったと言われています!
石畳はかなり凸凹していて高さは5cm~10cm程もあります!高さがまばらで揃っていないのが、歴史を感じますね!
この今市石畳の面白い箇所がここ「信玄曲がり」です!
宿場町と言えば、真っすぐ道が伸びているイメージですが、ここは、途中にこんな感じで直角に曲がっている場所があります!
これは敵の侵入を防ぐ役割と、防火の意味があるそうです!
宿場の全体を見通せず、鉄砲の弾も通過しないなどの防備のための構えであるとともに、曲がり角には火除薮としての竹林が作られて防火に役立てた。
おおいた遺産HP
今市石畳は、この「信玄曲がり」を中心として上町と下町に分かれています!ぜひ当時の雰囲気に思いを馳せながら散歩してみて下さい!
②春には「しだれ桜」が咲き誇る
春になると、この石畳沿いに「しだれ桜」が咲き誇ります!
どうでしょうか!至るところに綺麗にしだれ桜が咲いています!
石畳としだれ桜の共演はとても美しく、まるで京都の様な雰囲気です!
「信玄曲がり」付近にもしだれ桜はあります!
この日は「2022年4月7日」!ちょうど「しだれ桜」は見頃でした!
少し散っている桜もありましたが、これもまた風情があって良いですね!
③丸山神社楼門
「今市石畳」の1番南側(駐車場から左にまっすぐ)に行くと「丸山神社」があります!
ここの楼門が凄いんです!
観て下さい!この立派な楼門!
近づくとさらに立派で迫力があります!1720年に創建された神社で、この楼門にはたくさんの彫刻が掘られています!
ぜひ行って観てみて下さい!
ランチ・軽食
①若妻の店
「若妻の店」は、駐車場の入口にあるお店です!店内では食事スペースもあって、テイクアウトもありました!他にも大分の特産品も売ってあったので、ぜひ行ってみて下さい!
アクセス
大分駅から「今市石畳」まで、国道442号線⇒412号線を通って40分程で行くことが出来ます!
博多駅から「今市石畳」まで、高速で約2時間15分、下道だと3時間30分程で行くことが出来ます!
大分以外から行かれる方は1泊旅行で行くのがおすすめです!
駐車場
駐車場は、新しく整備されて、国道412号線沿いの「若妻の店」の隣(大分の街側から行くとお店の手前側)から入ることが出来ます!
国道412号線向きに看板が設置されているので、これを目印に行くとわかると思います!
駐車場の入口は、砂利ですが、駐車場は綺麗に整備されています!
普通車が12台停められ、身障者用が2台用意されています!
駐車場は石畳の目の前に作られているので、気軽に行くことが出来ます!
駐車場の隣にはちょっとした広場や遊具があって、ベンチも用意されているので、のんびり休憩も出来ます!
トイレ
トイレは「今市石畳」の1番北側にあります!大分の街から行くと1番手前です!
この看板のある場所のすぐ近くです!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
大分県大分市今市にある「今市石畳」を紹介しました!
江戸時代に参勤交代で使われた肥後街道の一部で、現在でも石畳が残っていて、歴史を感じることのできる観光スポットです!
熊本城築城の「加藤清正」や、幕末には「勝海舟」や「坂本龍馬」も通ったと言われています!春には石畳沿いに「しだれ桜」が咲き誇ります!
ぜひ行ってみて下さい!
良い旅を!