松岡修造さんの音声ガイドが面白い!江戸東京博物館の特別展『江戸のスポーツと東京オリンピック』が楽しい!

江戸東京博物館 アイキャッチ画像東京
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旅行日付は2019年7月13日です。この記事の情報は旅行当時のものであり、現在では変更されている可能性があります。訪れる際にはご注意ください。
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江戸東京博物館とは

東京の両国国技館に隣接し、江戸・東京の歴史と文化について展示されている博物館です。
江戸東京博物館には、「常設展」「特別展」があります。

常設展では、江戸と東京の歴史・文化を貴重な展示物と、様々な施設で楽しみながら勉強することが出来ます。

特別展では、期間毎にテーマを変えた展示を行っていて、
2019年7月6日~8月25日までは『江戸のスポーツと東京オリンピック』が実施されています。

特別展『江戸のスポーツと東京オリンピック』とは

東京オリンピックまで1年と迫った2019年に、日本のスポーツに関して、江戸時代から前回の東京オリンピックを経て現代までを振り返る展示となっています。

スポーツの歴史や、スポーツを日本に広めた功労者、前回の東京オリンピックなどの貴重な資料が、多数展示されています。

この記事では、その中での見どころについて紹介したいと思います。

見どころ

音声ガイドが松岡修造さん!

まず、この展示館で1番のおすすめは、何と言っても『松岡修造さんの音声ガイド』です!

最初は「音声ガイドなんていらないかなー」と思っていたのですが…

最高でした!!!

松岡修造さんが、丁寧に展示物を説明してくれます!
しかも、すごく聞きやすいです!
元スポーツ選手とは思えない声と話し方で、
説明がすーっと頭に入ってくる感覚です。

さらに、所々楽しめる要素も入っていて、飽きずに展示を見ることが出来ます。
音声ガイドでしか知ることのできない情報もたくさんあります!

音声ガイドを使うことで、展示が120%楽しめる様になります!

料金は550円かかりますが、絶対に音声ガイドを使うことをお勧めします!

展示

第1章 江戸の「スポーツ」事情

始めにスポーツの歴史である江戸時代の「スポーツ」についての展示があります。
・そもそもスポーツとはいつできたのか?
・江戸時代のスポーツとは?

など、今まであまり深く考えてなかったことを学ぶことが出来るようになっています。

剣術

当時の剣術の防具や木刀が展示されています。
「剣術の流派」が生まれた理由や、当時の剣術の様子を見ることが出来ます!

流鏑馬

当時の流鏑馬の様子を描いた絵が展示されています。
流鏑馬が広まった理由、誰が広めたのかなど学ぶことが出来ます!

相撲

大相撲史上最強力士『雷電』の道中羽織が展示されています。

『雷電』は相撲の歴史上最強の力士と呼ばれており、
なんと生涯戦績254勝10敗 [勝率.962]!

生涯で10回しか負けていない歴代最強の力士なのです!
(ちなみに白鳳の通算成績は、1132勝235敗 [勝率.828])

第2章 近代スポーツと東京

第2章からは明治時代へと進みます。
明治時代からは近代化へ向けたスポーツの普及がテーマになっています。

相撲

両国国技館がなぜできたのか、
また、なぜ江戸時代から現代まで大相撲が続いて来れたのかを学ぶことが出来ます!

野球

当時のユニフォームやボールなどが展示されています。
明治時代には、現在でも行われているあの『早慶戦』が始まります。
また日米野球の写真やサインボールも展示されているので、
野球ファンにとってはたまらない展示物だと思います!

坪井玄道

日本で最初の体育教師と呼ばれた『坪井玄道』
展示物として『戸外遊戯法』という本が展示されています。
この本には多くのスポーツのルールが記載されており、
日本全国にスポーツを広める役割を果たしました。

第3章 オリンピックへの道

第3章からは『オリンピック』向けて進んでいきます。
2019年大河ドラマ「いだてん」を見ている方は、大興奮だと思います!
ドラマでも活躍しているあの2人に関する展示物を拝見することが出来るからです!

三島弥彦(みしまやひこ)

日本人初のオリンピック選手『三島弥彦』選手に関する展示物があります。
2019年大河ドラマ「いだてん」で『生田斗真』さんが演じていますね!

当時のスパイクやユニフォームが飾られています。

金栗四三(かなくりしそう)

三島弥彦選手と同じく、日本最初のオリンピック選手『金栗四三』選手に関する展示物もあります。 2019年大河ドラマ「いだてん」の主人公で『中村勘九郎』さんが演じていますね!

第4章 東京オリンピック・パラリンピック

第4章では1964年の東京オリンピックから2020年の東京オリンピックに向けて話が進みます。

1964年 東京オリンピック ポスター

1964年の東京オリンピックポスターが展示されています!
50年以上前のポスターですが、かなりおしゃれです!
ポスターに引き込まれます。

所要時間

音声ガイドは全部で35分間あります。
音声ガイドを利用する場合は、1時間以上はかかると思います。

音声ガイドを利用しない場合は、1時間程で見て回れると思います。

料金

料金は、常設展・特別展共通券を買った方が断然お得です!

特別展のみの場合は「1000円」
常設展のみの場合は「600円」

ですが、共通券は「1,280円」なので、断然お得です!

お土産

特別展の出口にオリンピック関連のグッズが販売されています。

アクセス

JR両国駅から約徒歩5分

GoogleMapでは、北側に回り込むルートになっていますが、西側から入ることが出来ます。

江戸東京博物館へのルート
両国国技館前の看板
江戸東京博物館へのルート
江戸東京博物館の西側 – ここから入ることが出来ます。

おすすめな人

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『スポーツ』の歴史。今まで考えたことは無かったのではないでしょうか。
生まれた時から当たり前にある『スポーツ』のまた新しい1面を見ることが出来るのではないでしょうか。

また、貴重なスポーツの展示物を見ることが出来てとてもテンションが上がります!

行く際には、ぜひ松岡修造さんの音声ガイドを聞くことをおすすめします!
展示物には書かれていない貴重な情報も教えてくれますよ!

共通券を買うと『常設展』も入ることが出来るので、
この機会にぜひ江戸東京の歴史を学んでみてはいかがでしょうか!