皆さん!
北海道の函館と言えばやっぱり『五稜郭』ですよね!
日本を代表する観光地として有名で、日本のお城とは思えない、とても珍しい「五角形」の形をしています!
この記事では、『五稜郭』観光の見どころ、歴史、お土産など、『五稜郭』の魅力について紹介します!
この記事の情報は旅行当時のものであり、現在では変更されている可能性があります。
訪れる際にはご注意ください。
五稜郭とは?

北海道の函館にある城跡です。
北海道だけでなく、日本を代表する観光地となっています!
名称 | 五稜郭 |
住所 | 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町44 |
料金 | 【五稜郭公園】無料 |
駐車場 | こちらを参照 |
所要時間 | 2時間 |
かく言う私も、北海道にはこの『五稜郭』目当てで行きました!
五稜郭観光の見どころ!
見るだけで面白い!特徴的な形!
まず1つ目は、何と言ってもその『特徴的な形』です!
日本の城とは思えない、洋風な形をしています!
五稜郭の城の形は『星形要塞』と言って、15世紀にイタリアで生まれた築城方式です。
「星形要塞」の特徴は、『稜堡(りょうほ)』です!
稜堡(りょうほ)とは?
『稜堡(りょうほ)』というのは、下の写真で赤く囲んである出っ張ている部分です。
黄色で囲んである部分は『半月堡』と言って、 ここから敵を攻撃し分断する役割を担っているそうです。

半月堡の先端まで行ってみました!

確かに見晴らしが良くて全方向に攻撃できそうです!
外国にも『星形要塞』は残ってる?
現在でもヨーロッパ地方には、この「星形要塞」が残っている場所もあります!
オランダにある『ブールタング要塞』です!ドイツとの国境付近にあり、形が『五稜郭』とそっくりですね!
流石に本家の『星形要塞』!
形が綺麗ですね!
よく見ると、右下の方に、伸びていっているのがわかります。戦いに備えて、もっと大きくする予定だったのでしょうか?
お城から歴史を学んでくのも楽しそうですね!
イタリアにある『パルマノーヴァ城塞都市』です!ここは、城塞都市となっていて、五稜郭の様な星形要塞内に町が築かれています!
上から観るとハッキリわかりますが、「9角形」になっていますね!
しかも2重の9角形のなっています!
五稜郭も途中で、建設を中止したらしいですが、完成形は、このように2重だったのでしょうか?
ポルトガルにある「アルメイダ城塞都市」です!
アルメイダは「六角形」の城塞都市です!
スペインの国境付近にあります。
やはり国境付近にありますね!
日本の城みたいに、それぞれの城に、戦い毎に武勇伝があるのでしょうか?
ちょっと調べてみたいですね!
歴史的に重要な場所!戊辰戦争の最後の戦いの舞台!
2つ目は『戊辰戦争の最期の戦いの舞台』となったことです!
『五稜郭の戦い』は、明治初期に勃発した戊辰戦争で、旧幕府軍と新政府軍により、その勝敗を左右した戦いです。この五稜郭を新政府軍が制圧したことにより、新政府軍が勝利し、明治時代は本格的に新しい時代へと進むこととなったのです。
そもそも五稜郭が建てられた目的は?
五稜郭は「箱館奉行所」を守る為に建てられました!
「箱館奉行所」は、1854年の「日米和親条約」で函館の開港が決まり、函館山の麓に設置されたのですが、海から来る敵に狙われやすい位置であったため、内地に移転させる計画が立案されました!
そこで建設することになったのが『五稜郭』です!
つまり江戸幕府が「箱館奉行所」を守るために作ったのが『五稜郭』です!
なぜ、戦いの舞台となった?
五稜郭は1866年に完成しました!
しかし、その翌年、江戸幕府と新政府軍の戦争『戊辰戦争』が勃発するのです。
新政府軍は、「長州(山口県)」と「薩摩(鹿児島県)」を中心としていて、九州から攻め上がり、京都の「鳥羽伏見の戦い」を皮切りに、日本全土を巻き込む戦いへと発展して行きます。
新政府軍はその後、東京の江戸城を占拠(江戸城無血開城)し、幕府軍を北海道まで攻めていくのです!
そして最後の戦いの舞台となったのが、ここ函館『五稜郭』なのです!

新選組副長:土方歳三がカッコいい!

3つ目は『新選組副長:土方歳三』です!
『土方歳三』は、幕末に京都で活躍した『新選組』の副長を務めた武士です!
江戸の「試衛館」という道場で、「近藤勇」と共に剣術の勉強をしていましたが、将軍の護衛を行う「浪士組」に参加し、京都へ上ったことにより人生が大きく動きます。
その後、「局長:近藤勇」と共に『新選組』を結成し、幕府の為に京都の治安を守ることとなったのです。
この『新選組』が現在でも高い人気を誇っているのです。
どうして『新選組』が人気なの?
『新選組』は、幕府に忠義を尽くし、幕末の京都で活躍したことで、現在でもドラマ化や映画化され、現在でも高い人気を誇っています!
その新選組を動かしていたのが副長である『土方歳三』なのです!
土方歳三はなぜ函館に?
京都で、名を馳せた『新選組』も「鳥羽伏見の戦い」で敗戦してからは、負け続きで、ついには近藤勇が新政府軍に捕まり、処刑されています。
そして、近藤勇の死によって、新選組は完全に解散してしまうのです。
『土方歳三』は、新選組解散後に、新選組の隊士を率いて「榎本武揚」率いる旧幕府軍と合流します。そこで土方歳三は旧幕府軍として、函館に渡り、新政府軍と戦うことになるのです!
再建された箱館奉行所が凄い!
4つ目の見どころは、五稜郭の中央に戊辰戦争当時のものが再建された『箱館奉行所』です!

この「箱館奉行所」ですが、、、絶対に入るべきです!
正直、私は「五稜郭タワー」から五稜郭も見たし、実際に五稜郭内にも入ってきて、もうこの箱館奉行所は行かなくてもいいかなーとか思っていました。
でも実際に入ってみたら、もの凄く面白かったです!
何が面白いのかと言うと、この「箱館奉行所」は、出来るだけ当時の建築技術・建築材料を使い、4年もの年月を掛け、当時の姿をそのまま再現している建物だそうです!
しかも外観も当時のものにこだわり、1枚の白黒の写真から画像解析を行い、この複雑な瓦まで再現したそうです!旧幕府軍の建物なので、徳川の家紋である「三つ葉葵」が至る所にあります!


建築の様子は、館内の映像シアターで見ることが出来るのですが、映像を見た後に、もう1度見て回りたくなります(笑)
幕末の日本で、箱館奉行所を作っている様子が想像でき、感慨深くなってしまいます。
ぜひ五稜郭の形だけを観るのではなく、箱館奉行所にも立ち寄ってみて下さい!
お土産
五稜郭タワー1階
五稜郭タワーの1階には、多くのお土産が置いてあります!
函館土産、北海道土産、五稜郭タワー限定のお土産など、たくさんのお土産が置いてあります!
五稜郭タワー展望台
五稜郭タワーの展望台にもお土産は売ってあります!
しかもこの展望台限定のお土産もあるので、ぜひお買い求めください!
ちなみに私は、五稜郭の形をしたキーホルダーを買いました!
六花亭 五稜郭店
「バターサンド」が有名な『六花亭』の五稜郭店です!
ここでお土産を買うのはもちろんおすすめなのですが、『六花亭』で本当におすすめしたいのは「ショートケーキ」です!
実は『六花亭』の本店は、帯広にあって、帯広の方に聞いたのですが、『六花亭』のショートケーキは、破格の値段で美味しいです!
私は、五稜郭店には行ったことないのですが、帯広本店で食べたショートケーキはこの大きさで「260円」です!

五稜郭店にも、カフェがあり、ケーキを食べれるようになっていて、本店と同じようにショートケーキが売ってあります!五稜郭に行った後は、六花亭に行くのがおすすめです!
入場料
大人 | 学生・生徒・児童 | |
五稜郭公園 | 無料 | 無料 |
箱館奉行所 | 500円 | 250円 |
周辺観光
五稜郭タワー
函館の夜景(函館山ロープウェイ)
ランチ
● グルメ回転寿司 函太郎 五稜郭公園店
● ラッキーピエロ 五稜郭公園前店
● 麺厨房あじさい 本店
アクセス
函館駅から行く方法は4種類程あり、20分~30分程で行くことが出来ます!

五稜郭へのアクセスについては、こちらの記事に書いているので参考にして下さい!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本を代表する函館の「五稜郭」を紹介しました!
五稜郭には、現代の日本に直接つながる戊辰戦争の形跡が残り、私たちの生活とも近いので、色々考えさせられる事も多かったです。
ぜひ函館に行った際には『五稜郭』へ!
そして「箱館奉行所」にも立ち寄ってみて下さい!

